向日葵椎

Ａ子がＢ子にスコシフシギな話をするようです。

ラブコメネタのボツ・活かせる作品がなかったものを更新（途中からオリジナル）。統一感を出すために、設定は作者の好きな百合。日常はボツだらけ、でもそういうのも好き。

米村は炊飯器から目覚める。 人間〈私〉とお米の妖精〈米村〉たちの、 日常ラブ米。 食べるコミュニケーション始めました。

悪魔が開いた店の出すビスケットは大人気。 でもそれはビスケットに魔法の仕掛けがあるから。 人によって味や食感が異なるのです。 ビスケットの感想を人々が言い争っているのを悪魔は楽し…

短編『わたしのケーキだぞ』の女子四人はもう少しだべるようです。

無垢あるいはヒロインについての手記。

浅川は友人の里中に誘われ、春祭りにやってきた。 その祭りのイベントの一つに、スタンプラリーがある。 スタンプの数に応じてゴールで報酬がもらえるというが、 スタンプをもらうにはお題…

会社がテレワークになって半年の春。 昼休みに友人とチャットをした。 部屋に置ける「春夏秋冬ルーム」を買っていた友人は、 ソロで夏を楽しんでいることがわかった。 そして私は友人がソ…

正月休みに実家へ帰った「俺」は、 風呂に入るため脱衣所にいた。 洗濯機からは壊れたような音が鳴っている。 それを聴いているうち、不思議なことが起こりだした。

「２１回目のライバル戦は勝てない」 そういうゲームがあった。 ２１回目のライバル戦はロロノレ。 角、翼、爪――人の見た目をしていない。 僕はそのゲームで気になっていることを試した。

「私」は小説投稿サイトにて、 自らがモンスターであることをつづったノンフィクション小説を公開する。 「読者」や「仲間たち」からどのような反応があるのか。 疑問だったけれど、ちょっ…

ネット上のバーチャル村で「私」が新作小説を並べていると、物書き仲間の男・朗月郎がやってくる。 あるお題について「仲間たち」から作品を募集しているらしく、私も何か書いて欲しい頼まれ…

悪霊は人間が持っている謎の箱が気になっていた。 スマホである。 悪霊はそんな箱を持った女子高生を呪うことにしたが、 そのついでに箱も観察することにした。

高二の桜と杏樹は映画を見に来た。 目的は尻に火を点けるため！ しかし桜は怖いのが嫌。 杏樹はなるべく怖くない映画を探す。 そして絶妙なキャッチコピーの映画を見つける。

最近悪夢を見るという話を友人で漫画家の前田に話したら、 興味を持って家までやってきた。 般若の面までかけだすし、相談したのが失敗か？ 俺の夢はどうなる！ どうする！？

「直観」をテーマにした物語があまり浮かばなかった！ ということで、昔の話になる。 私が小学校低学年の頃の、校長先生についての話。

春、会社で新人のわたしはドンヨリしていた。 帰ろうとしたら雨。 傘は忘れてるし。 そんなところに社員証を下げた女性が現れた。 なんだか変わった先輩と、わたしの話。

隣の席の奏太が珍しくノートをとっている。 と思ったら教科書に落書きをしていたようだ。 じっとしているように見えたけど、そうじゃなかったらしい。

高校の夏休み、私の部屋に、私がたくさんいた。 徐々に増え始めたソレを見ているうち、 いろいろとわかってきたことがある。 ソレに気づいた私の――私たちの話。

吾輩は先輩である。 なぜか後輩から追われている。 恐い！　なぜだ！ ちゃんと説明してもらおうか！

軍曹と曹長はおやつの時間が大好きです。 おやつはテントで隊長からもらえます。 隊長はスプーンで、一人一人の口におやつを入れるのです。

ある二人が不思議な世界へ迷い込む。 それは誰の陰謀か、そして二人は脱出し、 フラペチーノを飲むことができるのか。

夜中に目を覚ましたノゾミは外の街灯が気になり窓を開けた。 街灯の下にいたのは小さな子だった。 どうしたんだろう。ノゾミは声をかけることにした。

お喋り短編系。 喫茶店で男子高校生がだべっていた。知的な赤根、腹ペコ青田、変態の黄野、そしてぼく、緑山。 みんなそれぞれ妹がいることもあってよく一緒にいる。 今日は二月の聖戦に備…

凍えるような夜。 門番の女は口に手を突っ込んであむあむしていた。 そして少女にそれを見られる。 女はただ、あむあむするのであった。

知的な赤根、腹ペコ青田、変態の黄野、そしてわたし緑山。 休日に喫茶店でだべった。

怪人にされた女子高生・青木は、悪党になった。 姿を隠して登校すると、クラスメイトの赤城が喧嘩していた。 「前提として怪人が悪いのは決まってる」赤城は言っていた。 そんな赤城に興味…

コタツの彼女をミカンは見ていた。 退屈な彼女と、退屈なミカン、 二人のひと時について。

長髪少女から少女を抜いたら長髪になる。 そういうことで、少女はただの長髪になった。 元に戻れるのだろうか。

千紗は、背の高い女子・大木から身長をもらおうと考えていた。 千紗的にはうまくいくはずだったが、しかしなかなか変わらない。 そんなある日のこと。千紗のおばあちゃんが、 背の高くなる…

もうすぐ高校二年の鈴花は突然、 男になる手術が明日に迫っていることを知らされる。 変わったらどういう人を好きになるんだろう。

ほとんど心が動かなくなっている人間の計画についての話。

高校一年の篠山竹一は、 謎の人物に追われ神隠し状態に。 そして連れてこられた謎の和室で出会ったのは、 話すのが今日で二日目になる微妙な距離感のクラスメイト、 百山千鶴だった。 二…

高校二年の幼馴染である優花が学校を休んだ。 それを気にしたカズは優花の家を訪ねるが、 そこで優花からある小説を読んで死にたくなったと告げられる。

東京で暮らす大学一年生の瓜田幸助のもとに、 地元北海道から妹の早苗がやって来る。 で、なんで二人いるの？ 幸助の妹は一人のはずだった。

高校一年の天王コウは、清楚だ。 誰がどう見ても清楚なコウであるが、何かが尋常ではない。 友人のエイルや番長は、そんなコウを徐々に知っていく。

例のクラスで豆腐と錬金術師が百合的なアレです。

おかしな世界に女の子が現れる。 女の子からすればおかしな世界にやってきてしまった。 黒い男や影、恐ろしい存在、モグラウサギがいるその世界は、 元いた世界とは別のものであることがわ…

ひとみは知った。鬼島さんの秘密を。 栗の甘さは恋の味。 ひとみもとある秘密を明かすが……

目覚めると知らない場所。 岩山、つるはし、猫、エナジードリンク。 そこにはさっちゃんがいた。 どうやら助けにきたらしい。

釣りをしていた俺はサメに出会う。 サメはインディゴブルーのジャケットを身に着けていた。 そして俺は、彼と会話をした。

高校二年生の神林幸木《かんばやしこうき》は、 廊下で友人の五十嵐晴那《いがらしはるな》が男子生徒と話しているのを見かける。 五十嵐は小学校の頃に少しだけ遊んだこともあったが、 こ…

十鳥《ととり》は宇宙を流れていた。 大人になる前にはみんな旅立つのだ。 いろんな人とであったり、友達にあったり。 それから宇宙人？ 宇宙を流れる十鳥の行く先は？

情報通信部でゲーム作りの活動をしている仲良し四人組は、 今日もゆるくてミステリーな日常を過ごしていた。

＜たづな＞のあらゆる出っ張りを舐めたい。 そんなことを考えているのがバレていたらしい。 たづなには心の声が聞こえるのだ。 やめてと言われても、なかなか難しいのである。

珈琲豆を切らしたら捕まえればいいじゃない？ スタッフルームのスタッフオンリー。 今日はまだリベリカが戻ってない！ アラビカは様子を見に行くことになったが……

悪趣味な悪魔は罪悪感が大好物。 今日はこの家にしよう。 猫に姿を変え、罪悪感を食べに行く。

ネジとか拾ってポケットに入れたままにしちゃう系女子の店長と、 そこでバイトしてる着脱可能系女子のアサガオちゃんは、 今日も暇だった。

キッチンカーでアメを売る。 今日から最高傑作のボルシチ味が発売だ。 さっそく今日一人目のお客さんがやってきた。

目覚めると楓が遊びに来ていた。 楓はなんでも考える。 椿はそんな楓を考える。