• 異世界ファンタジー
  • 歴史・時代・伝奇

合戦前軍議 その一 島津編② 絵図②

「義弘兄は駄目じゃん」

 キッパリと義弘の提案を断る歳久。
 それに対して義弘が床を叩き鬼の形相を見せる。

「何故じゃ、歳久! まさか貴様『鬼島津』と呼ばれたおいの力を、この鉄球のような上腕二頭筋が役不足だと言いたいんじゃあるまいな⁉ ムフー‼」
「お、落ち着くじゃん! 義弘兄を動かせないのにはそれなりの理由があるじゃんよ。いいから座ってもう一度絵図を見てほしいじゃん」

 歳久は絵図の八代城を指差した。

↓↓

情報多すぎかも?

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する