うちの嫁はお嬢様である。
PCに向き合い拙い小説を書いていた時である
ふと、部屋の窓に人影が視界に入った。
私の部屋は2階である
時刻は午後4時。不審に思い窓を覗くと、
家の斜め前に有る電柱に電気屋さんらしき人物が、
電柱にへばりつき作業をしている。
私は冷や汗をかきながら急いでバルコニーへ…
刺激が強すぎる物がバルコニーにたなびいてるからであった。
若い時分に買った処分出来ない挑戦的なお嬢様のおパンツを隠さなければ、
電柱に登りながら自らの電柱を硬くしてしまうとナニがナニに引っかかって転落してしまう可能性も否めない。
急がねば被害が拡大してしまう。
スケフリのおパンツ様を回収すると電柱の男と目が合った。
おぉ勘違いしてはならない、コレを履ける程に若い娘は家にはいないぞ!!
断捨離が不得意な玉ねぎ達のボスが居るだけだ。
などと呟き部屋へ戻るとPCの回線が落ちていた。
その後は何をやっても回復せず、
熱ダレも考えタワーを開けてマザーを掃除してみたり、
設定を変えてみたりと5時間格闘するものの、
デスクの下に長時間潜っていた為に首を痛め、45度の角度で自然と悲鳴が出る身体に成り果てた。
まるで腹を押すと鳴くビニール人形みたいだ。
最後の手段とばかりにエヌテェーテェー様へと連絡するもタライ回しにされ、
同じ症状を5回も復唱する羽目となった。
おかげで長いセリフもつかえずに上手く話せる自信がついた。
大河宜しく、任せろ次の家康は俺を使え(笑)
そして担当者から何か心当たりは有りませんか?と聞かれ、
おパンツが頭に浮かび工事業者が電柱をこねくり回してた事を伝えると…
担当者が周囲の回線状況を調べてくれた。
すると…
「あっ!切断されてますね」
ぬぅあにいいいいいい?!
「民間の工事業者はたまにあるんですよねぇ、直ぐに復旧作業を手配しますので、申し訳ございません」
かくして私のPCは工事業者のミスにより回線不通の罠にハマっていたのであった。
嫌…
多分原因は…
嫁の捨てられなかった挑戦的なおパンツにより心奪われ、
注意散漫な状態で工事業者に配線をいじらせた、
私が1番の原因なのだろう。
ごめんよ電気屋さん。
PS
漸く復活しました(*^^*)ご心配をおかけいたしました。
今回の教訓は断捨離も必要なのだと思わされた事故でもありました。
皆様もどうかお気を付け下さいませませm(_ _)m