阿尾鈴悟

第205回「コバルト短編小説新人賞」もう一歩の作品

一人の生徒が不登校になった。 生徒はいじめられているという。 担任教師は犯人を探す。 終わらないホームルームが始まる―― ＊ 第199回「コバルト短編小説新人賞」もう一歩の作品

Ｕターン就職を決めた『僕』は、電車に揺られて引っ越し先を目指す──

学校で唯一の天文学部員━━大地は、家の屋上で天体観測をしていた。それを隣の席の少女━━海野は偶然に見つけ、大地に興味を抱く。

私は絵が巧かった。だから、一万円札だって、描けてしまった。

桜子には片想いの相手がいた。一学年上の部活の先輩。その彼も、今日で卒業してしまう──

依頼を待つ探偵。大切な人を捜すマフィアの幹部。依頼を受けた情報屋。大切な物を探す武器屋。次の標的を求める切り裂き魔。 そして異世界からの来訪者を以て、全てが絡み始める── 　＊…

日本に溢れる魑魅魍魎。国はその全てを山手線の内側に封じ込めた。 その中の一人である『私』は、離れ離れになってしまった恋人を想いながら、今日も会社に出社する。