日日綴郎

「先生、好きだよ」 　目の前の女生徒は、今日も私に好意を告げてくる。 　彼女の名前は、上原メイサ。 　思考も性格も年齢も立場もすべてが違う彼女と私の共通点は、性別だけだった…

付き合いはじめて一週間。隼と日和は、テーマパークにデートに行くことに。 隼にはこの日、どうしても成し遂げたい目標があった。 それは、日和と手を繋ぐこと。 緊張しまくっている…

上原メイサは”ギャル”として楽しく高校生活を送っているものの、 恋愛感情を持って人を好きになったことがない。 「好き」を知らないメイサがいま、気になって仕方がないのは、 地味で…