あけましておめでとうございます、hibanaです。寒すぎて死にそう。むしろ死んだ。小説書けてないです。死んでたから。
こんなやつですが、本年もマジでよろしくお願いいたします。本当です。マジと書いて本気と読みます。あれ、逆か?
というわけで、新年一発目の投稿となった『ミズノとニーナ』略してズノニナ。いかがだったでしょうか。私の性癖が溢れてこんなことに……。本当にごめんなさい、楽しかったです。
善人はいるけれど正しい人はどこにもいないような話ばっかり書いちゃって、ほんと、またかって感じですね。
登場人物について一人一人語っていきたいのは山々なんですが、それはまあ、Twitterとかで勝手に呟くとして。2人のこれからの話にちょっと触れておこうかと思っています。
最初、ミズノとニーナという2人について、来世で幸せになれそうな成人男性と女の子が書きたいなという気持ちで書いていました。なので、ラストは『ミズノが戦場で死の間際に、「ニーナに伝えて。次の世界では決して君を泣かせはしない」と言い残す』というものでほとんど確定していました。で、2人が転生してまた出会うような話も一応考えてはありました。
でも書いているうちに、この2人はきっと現世でちゃんと向き合えるな、と思ってああいうラストになりました。あの後、2人はどうなるかなと考えたところ、
・ミズノが戦死する。
・ミズノが戦争から帰っては来るけれど、肺の方は悪化していて手の施しようがなく、穏やかに死んでいく。
・ミズノが戦争から帰って来るし、肺の治療もちゃんとできてニーナと結婚し終了。
・ミズノが帰ってこないまま、ニーナは反差別主義の宗教団体に担ぎ上げられて神の声を聴く巫女となり、本当にこれでいいのかと悩みながらも人々を導いているところに、死んだと思っていたミズノが現れて対立する。
という候補がありましたが、正直余力がなかったので書けませんでした。全部それなりに(私の中では)魅力的だったので、絞り切れなかったというのもあります。というか私、最後のやつ以外書くから誰か最後のやつ書いて。
ええっと、薬ちゃんの方ですが、ストックがゼロなのでしばらくお待ちください。今年は絶対に完結させるぞ、という気持ちではあるのですが……。何はともあれ、私と、私の作品のことを、本年も何卒よろしくお願いいたします。