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番外編-スペサルティンガーネットについて

内容は2023年11月17日現在構想しているものです。

●物語について
第五話を踏まえた内容となっています。
「大和石綺譚」としてはメインキャラクター不在となってしまうのですが、それでも書きたかったお話なので番外編として公開することにしました。「厄災流し」の内容が入っているのはどうかと思ったのですが、かといって単体で読んでもわからないと思うので……
実は第十八話を書き始める前には、すでに書き終えていたりします。少なくとも梓が登場しないと何のこっちゃなので、第十八話公開までとってありました。

長くお話を書いていると、こういうこぼれ話も書きたくなってくるので、そのうちまた書くかもしれません。

柚子があかとき堂に初めて訪れたのは小学生の頃。そのとき梓は高校生です。この頃のあかとき堂店主は梓の祖母。

ちなみに、柚子が目を止めたテーブルランプはエミール・ガレのイメージ。
梓が、日本という国は長らくジュエリーには冷淡だった、と語っているのは、『ジュエリーの世界史』(山口遼/新潮文庫)を参照。

ガーネット(柘榴石)自体はグループ名。アルマンディンが鉄礬柘榴石で赤色、パイロープが苦礬柘榴石でこれも赤色、スペサルティンが満礬柘榴石で橙色、アンドラダイトが灰鉄柘榴石で褐色など、グロッシュラーが灰礬柘榴石で褐色や緑色など、ウバロバイトが灰クロム柘榴石で緑色です。
ガーネットの種類は、この他にもまだあります。

以上、思いつくままに書かせていただきました。
少しでもお楽しみいただけましたら幸いです。

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