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合わせて『銃機世界の武術無双』に関するお知らせ

 と、言うわけで書籍化作業やらなにやらにかまけて『銃機世界の武術無双』のほうの更新が滞ってしまい、読者の方々にご心配をおかけしてまことに申し訳ありません。

 正直に申します。
 大まかなあらすじを組み、話を書き続けていました。ちょっと直接戦闘しづらいけれども最後には絶望と感動のラストが待っている……そんなつもりでいたんですが。

 書いてて、楽しくない……。

 作中での敵組織は極めて冷酷な戦術を取り、ユイトたち主人公らは『シスターズ』内部にもまともな良心を持つ人がいるから即座に攻撃を控えていた。
 だけどもその次あたりで『まともな良心を持つシスターズは去り、敵には思いっきり弾丸ぶち込んでなんら気兼ねのない犯罪者が残った』展開ですっきり戦いをさせればよかった。
 サイバーパンク世界であるけれども、社会基盤が退行した『フォーランド』でややこしい状況になり、戦う相手はもっぱら怪物。人間同士の戦いを書きづらくした作者自身の見通しの甘さが現在の更新停止の理由になります(苦)

「書き直すか……」

 手癖でじりじりと最終局面まで書いていましたが、自分で自分の状態に気づくと書けなくなった……というのが正直なところです。
 もっと正面切って銃撃戦したり、巨大な人型兵器を生身歩兵で処したり、いろいろとやったほうが面白かったのに、と思うと。

 ここまで読んでくださった読者の方々には大変申し訳ございません。
 書きにくい状況を設定してしまった作者の明らかなミスです。

 こうなると『建国編』から一から書き直そうかという考えです。
 大変お待たせすることになってしまいそうです。このバカと言われても当然ですが、黙って消えるのも大変失礼と思い、赤裸々なところをお伝えしました。

 ここまで読んでくださりありがとうございます。
 八針来夏でした。ぬぐぅ……(意気消沈)

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