本編がないからってこっちを読みに来る人ってどれくらいいるんだろう?
まあ、いなければいないでいいんですが、ここにたどり着いた『浅葱~』フォロワーの皆さん、今週はお休みしてしまってすみません。
昔はしょっちゅう休んだりとかしてたのでいちいち謝ってたら謝罪だらけになってしまってたんですが、今回こうして謝罪文を出しているのもここまで定期更新が無事できてる裏付けということでひとつよろしくお願いします……。
来週からは再開できそうです。たぶん。推敲というのは何が起こるかわかりませんので、公開直前に「やっぱこの場面ボツ!ってことは辻褄を合わせるためにはこれをこうして……」となる可能性は否めないので、「たぶん」です。
ちなみに本文は6万字に到達しました。連載開始から7ヵ月。7か月で6万字。うん、遅いっすね……。いつか加速できるようにがんばります。(週2更新とかね!当分無理だけど!)
さて、今回は本編にまつわる新選組よもやま話などひとつ。
ネタバレになりますが、最新話では○番隊の隊長さんが亡くなってしまいました。というわけで、今回は隊編成のお話。(以下、以前エ○リスタに載せた内容と重複します)
新選組の隊編成といえば、一番有名なのはこの編成↓ですね。
局長:近藤勇 副長:土方歳三 参謀:伊東甲子太郎 (総長:山南敬助)
一番:沖田総司 二番:永倉新八 三番:斎藤一 四番:松原忠司
五番:武田観柳斉 六番:井上源三郎 七番:谷三十郎
八番:藤堂平助 九番:三木三郎 十番:原田左之助
この隊長の名前がずらずら書かれているうちわを京都で買いました。だって暑かったから……(実用かよ)
と、いろいろ土産物にも書いてあるくらいメジャーなメンバーですが、このうち松原忠司は慶応元年(山南さんが切腹した年)の九月に亡くなってしまいます。物語を書く身としては、じゃあその後の四番隊隊長って誰だよ問題が結構早めに沸き上がってきてしまう。
そして何より、いくつかの資料によれば、この十番編成は実際はなかったとされています。西本願寺の人が、明治になってから思い出しながら「まあこんなもんだったかな~」というノリで書き残したものらしいのです。
で、どうせ十番編成が創作なら、私も創作してしまえってことで、前作『浅葱色の桜』後半くらいから、私が勝手に隊長を振り分けてしまいました。(あ、もちろん完全に適当ではないですよ笑)
というわけで、どどんと大公開! 裏設定はこうだった! 『浅葱色の桜』オリジナル隊長配置!【元治元(1864)年冬~慶応二(1866)年春編】
一番:沖田 二番:永倉 三番:井上 四番:斎藤 五番:藤堂
六番:伊東 七番:谷 八番:武田 小荷駄筆頭:原田 監察筆頭:島崎
という感じになっています。一応、馴染みのない編成だと思うので、本文中では井上《三番》隊みたいな感じでルビを振るようにしています。
結構、源さんが三番手で斎藤さんが四番っていう資料をちらほら見るんですよね。たぶん剣術の腕前は斎藤さんが上だったんだろうけど、実は年功序列が勝ったのかもしれません。というか、案外「一番隊には沖田!」というところ以外はテキトー、順不同、だったりして。と思ったりもしています。
裏設定!とか言ったけど、作中でたぶんひととおり触れてるな……。目新しくはなかった……。まあ、改めてまとめてみましたってことで(笑)さて、いなくなってしまった分はどうなるのでしょうか。次回その辺にも触れますので、更新をお待ちください。