なんとなく考えてある「夜の装飾品店へようこそ」の年齢についてです。
【リッカ】32歳くらい、【宝石商】35歳くらい、【トウジ】35歳くらい
ここら辺の世代は「造形魔法」「複製魔法」が宝飾品の生産手段として台頭してきた頃に職人として歩み始めた世代です。
丁度技術の切り替え時期で、宝飾業界の最先端=造形魔法みたいな時代なので「これからは造形魔法の時代だ!」と若手は造形魔法の専門学校へ殺到し、企業も手作業から魔法へと製造を切り替える所が増えてきました。
それ故に手作業で行う彫金は時代遅れと揶揄されるようになったのです。
リッカが32歳くらいというのは、学校を出て一人で作品を売るようになり、後ろ盾がないまま彫金一本で食べられるようになって店を持てるようになるのが丁度この頃かなと思ったからです。最初は多分他の仕事と掛け持ちしながら製作をしていたはずです。店を構えてから数年経過しているようなイメージです。
【アキ】22、3くらい【コハル】28くらい
アキの世代はもう大手宝飾品メーカーはほとんど造形魔法・複製魔法で量産していて、オカチマチなど元々彫金が盛んだった街に彫金を生業としている業者や職人が集まってきている状態です。
市場に出回っている安価な商品は質に差はあれど造形魔法で作られている物がほとんどで、手作り品は魔法付与のための素材「無垢」としての需要やコレクターズアイテムとしての需要がほとんどとなっています。
大きな即売会には手作り品愛好家ばかりが集うので沢山人がやってきますが、オカチマチなどの専門街以外で手作り品の装飾品・宝飾品はあまり見かけなくなっているイメージです。
コハルはリッカ達とアキの中間位の世代で、最初から造形魔法を学んだものの元々天然石が趣味だったので手作業での研磨もしている。というイメージです。
今考えている段階ではこんな感じなのですが、今後また設定が変わるかもしれないので非公式という事でこちらに記載してみました。物語を楽しむためのエッセンスになると嬉しいです。