• エッセイ・ノンフィクション

3月3日

 今日は私を文学の世界に導いてくれた仏作家の祥月命日。
 お猿さんだった十代の私に誰よりも先に“女の性”について教えてくれた人。
 ついつい、ひな祭りに関連づけたくもなる。
 引っこしても、引っこしても、彼女の書籍だけは処分せずにいる。
 偉大なる二名の翻訳家にも感謝しつつ、相変わらず、私淑。
 合掌。

 ちなみに、サポーターズパスポートには対応していません。
 半世紀手前で己の生きた足跡を残したく、カクヨムにたどり着きました。
 コロナ禍で生命の危険を感じて書いた後半の私小説は、人生の激動期の締めくくりの遺書のようなもので、特別な広がりを望んでいるわけではありません。
 ちょろっと香らせておくので、
『おいしそうな蕎麦屋があるぞ』
ぐらいに、ふらっとお立ちよりいただければありがたいです。
 

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