最新話『第27話 遼南うどんと古い因縁』更新しました!
男は誠に嫉妬に満ちた敵意の視線を向けてきた。
そして誠を指さしてかなめに誠は今の男なのかと尋ねた。
ただの同僚だというかなめの言葉を聞いて明らかに三郎は皆に聞こえるように自分とかなめが男女の関係に会ったことを誇示して見せた。
その態度と先ほどの売り物を見るような目で見られたことに腹を立てていたカウラは三郎にきつねうどんを注文した。
そんなカウラを見ながらランはかなめにランの生まれ故郷の遼南うどんを食べさせる為に来たわけではないだろうと尋ねる。
かなめは三郎と付き合っていた時には三郎は人身売買に関わっていたと言った。
この街では一度その道に入るとそこから抜け出すのはほぼ不可能だった。
そんなかなめの言葉を聞きつけた三郎は得意げに自分がいまその組織のトップにいることを自慢した。
かなめはならば同業他社の顔も分かるだろうと連絡先を教えた。
狂喜する三郎にかなめはそれは仕事用だからシュツルム・パンツァーが必要な時に呼べと言う。
そんな中、ランの見事なうどんの食べっぷりに店の親父はランが遼南共和国の出身と見抜いた。
ランは機嫌よくうどんに拘るのが遼南の人間の生き方なんだと返す。
そしてランは三郎に人身売買は金になるが引き土器が肝心だと説教した。
静かに頭を下げる三郎。
店を出ると誠はどう見ても危なそうな三郎相手に怯むことの無かったランを褒めた。
ランはあきれ果てて誠は軍人なのだから舐められたら軍人失格だと説教を始めた。
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画像は三郎にビビりまくる誠に呆れるラン
