最新話『第6話 消えた第二小隊とランの苦言』更新しました!
ランは行き先を東都都庁の別館内部の東都警察の鑑識だと言った。
そこで見るものは東都警察の本部長が全責任を司法局に押し付けたくなるようなものだという。
そんな話の中黙り込んでいたかなめが口を開いたのは第二小隊がこのところ出勤していない事だった。
ランは妹のかえでによるセクハラやかなめが徹底的にマゾの露出狂に調教した成果で問題が起きないから良いことじゃないかと冗談を言う。
かなめは怒ってサボってるなら連れて来いと言うが、ランは真面目な顔で隣の工場のシミュレータで訓練を受けていると答えた。
05式と同時に開発された訓練用シミュレータはコンペで05式に勝利した07式のそれを遥かに凌駕する画期的なものだった。
ただ、05式がコンペに負けたことでそのシミュレータは不良在庫として隣の工場にあり格安の使用料で予算の厳しい『特殊な部隊』でもなんとかなる金額で訓練を受けることができているという。
世知辛い世の中にうんざりする誠。
車はとりあえずパーキングエリアに停まった。
先行していた茜の車に乗っていたアメリアと茜は事件について話し合っていた。
これまで発見された遺体にはあまりに共通点が無さ過ぎた。
アメリアは意図的にこの事件を起こしている組織が共通点を消していると指摘する。
そんなアメリアにそれをつなぐ人物である『彼』に会うために東都警察に向っていると茜は言った。
恐らくその『彼』を斬ることになると誠は確信した。
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画像はサイボーグの身体になったイライラをぶつけた結果かえでをシスコンのマゾの露出狂にしたかなめを非難するラン達
