最新話『第54話 恐るべき『ヒンヌー教団』』更新しました!
去ろうとした西を羽交い絞めにする先輩たちが現れた。
その面子を見て誠はさらに嫌な気分になった。
彼等は菰田同様島田とはそりの合わない整備班員達だった。
彼等には共通点があった。
彼等は胸の無いカウラに異様な執着を見せる『カウラ・ベルガー親衛隊』を名乗っていた。
別名『ヒンヌー教団』と呼ばれる人間達で、誠としても関わり合いになりたくない人たちだった。
ただ、シュツルム・パンツァー運用に関して重要な役割を占めている整備班が多く、誠としても避けるわけにはいかなかった。