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「法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 野球と海と『革命家』」更新しました!

最新話『第40話 背後に感じる異様な視線』更新しました!
島田の運転で進むバスで誠の胃腸の違和感はさらに強くなっていった。
かなめは気分転換にカラオケでも歌えとアメリアに言った。
アメリアはかなめが昭和の一人の女性歌手の歌しか聞かずに寝るか酒を飲むかしかしない癖にと文句を言った。
そこに歌うことを立候補したのはひよこだった。
『千の風になって』を決してうまくない調子で歌いだすひよこ。
人が死ぬ歌が縁起が悪いと一同げんなりする。
そんな誠が寒気を感じて震え始めた。
かなめはその原因は最後尾に座っている集団のせいだと言った。
そこにはカウラへの変質的な愛と誠への憎しみに燃える菰田達『ヒンヌー教徒』が座っていた。
一日この視線を浴び続けるのかと思うと誠の体調はさらに悪化した。

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