川端春蔵です。
いつも、投稿作をお読みいただきありがとうございます。
この場をお借りして、深く御礼申し上げます。
3日前の近況ノート『「魔界都市〈新宿〉の創世主 菊地秀行 評伝」に加筆いたしました』において、“週間順位がエッセイ・ノンフィクション部門で最高11位になったこともびっくりしました”などと、こころ密かに、はしゃいでいたのですが、
「魔界都市〈新宿〉の創世主 菊地秀行 評伝」
https://kakuyomu.jp/works/16818093075286677125は、その後、エッセイ・ノンフィクション部門の週間ランキングで9位→6位と順位が上がっており、(ランク入りがすべてではないことは百も承知。そろそろ、いくらなんでも最高位だと思うけど、この稿をカクヨム内に置いて下さって、おひとりでも、長くお読みいただだきたい)というのが、嘘いつわりない本音です。
私は、この3月、この『カクヨム』にアカウント登録をしました。
小説投稿サイトに登録すること自体がはじめての経験でした。
ですので、応援の♥や応援コメントをいただく経験も、勿論はじめてです。
うまく反応できているか、ご返答できているか、折角のお気持ちに、甚だ不安な状態で接しているのが実際のところです。
その上、☆や、わざわざレビューをお書きくださる方々には、ただただ、感謝しかございません。
ランクインができたのは、お読みいただいて、反応を示して下さった方々のおかげに他なりません。
本当にありがとうございます、と頭を垂れて深謝するしか、私は礼儀を持ち合わせておりません。
さて、小説投稿サイトではおそらくニッチ市場であろう、エッセイ・ノンフィクション部門。
出版の世界でも、余程、インパクトのある体験談や足を踏み込み辛い世界の実録モノ、もしくは芸能人・インフルエンサーのエッセイ・自己啓発本以外では、ベストセラーにならない分野でしょう。
それでも、11位まできたときには、(何とか1回だけでもベストテン内に入りたい)と思いました。
結果、9位にランクインしたときは、喜びよりも全身の力が抜けました。
そして思ったのは、「ベストテン入りっていつ振りだろうか?」という自問でした。
おそらく、高校時代のテストまで遡らないといけないのではないでしょうか。
それも、古典(古文・漢文)だけに限ります。
著しく勉強が不得意な、かといって体育も芸術方面でも、自他ともに才を感じることがなかった少年にとって、古典だけ他の教科よりズバ抜けた順位が印字されたテスト成績表が、自分が高校生の端くれであることを証明してくれていたように、今では感じます。
大学、社会人になると、とここまで厳格な順位付けをされることはなくなったように感じます(業種・職種や私が鈍感なだけかもしれませんが)。
内外で、順位付けよりもランク付けの世界にいるのだなと感じさせられたことのほうが多かった気がします。
そうすると、ベストテン入りなんて、本当に久々で、年齢的には高校卒業までの人生を2度繰り返してもお釣りがくるのに、あの頃に求めていたものと感じたものを追体験させてもらったんだな、と懐かしさとどこか照れくさい心持ちでこの近況を書いております。