「路面電車で昔の街を」を書きました。
個人的に、色々実験的な物語となりました。
昭和初期も知らなければ富山もろくに知らない、路面電車もそんなに知らないし、鉄道にも詳しくないのです。そんな中、なるべくリアルにしたい思いで、調べまくって書きました。
まあ、最近ですね、鉄道博物館とかに行ったりして、なんか、ノスタルジーいいな、昭和の電車を舞台に書きたいなと思ったわけです。
せっかくだから路面電車にしようと。
けど、わたしの地元には路面電車がないのです。
路面電車がある県で一番馴染みがあったのが、祖父母の家があった富山でした。
立山を雪で染めたくて、舞台を晩秋にしました。
そして、今回初めてchat GPTを使いました。
昭和の電車のイメージ。床が木だとか、切符は駅で買うのではなく車掌さんから手渡しだったとか、語り手が高校生の頃はまだ富山駅の路面電車の乗り場は構内ではなく外にあったとか、色々勉強になりました。
反面、ちょいちょい間違ってることをまことしやかに言うので、本当に要注意でした。
戯れに小説を書かせてみましたが、もちろん、お話になりませんでした。路線は混ざりまくるし、語り手が下駄を履いていたり、語り手が電車の中にいたり外にいたりするのです。笑
AIが進歩しても、物書きはまだまだ安泰ですよ、みなさん!
まあでも、chat GPTもうまく使えば創作の範囲を広げられる可能性がありそうです。それがわかったのは良かったです。
あと、各停留場の歴史がWikipediaに載ってるのはありがたかったです。
本当は富山に取材に行きたい勢いです。書いてて本当に行きたくなりました。そのうち行きます、きっと。