• 現代ドラマ

常ではない日常へ思うこと

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、例に漏れず、私の周辺も約二ヶ月ほどの自粛期間に入り、つい先月からようやく学業を再開することが出来た。
本州に暮らしている人々に比べ、私が暮らしている地域はそれなりに日常に近い生活を送れていると思う。飲食店では向かい合って座席につくことを推奨していないし、どの小売店でもレジにはビニールの仕切りが提げられているが、概ね生活に不便を感じることはなく、日々を過ごしている。
だが、そうした中でも、やはり異常を感じる。
今年、私は大学へ入学したが、対面の授業が始まったのは六月からで、期末試験が今月と来月に控えていて、物凄く忙しい。例年以上に、夏が早い。
驚くほどに時間が経つのが早く、目まぐるしいこの生活に疲れを感じていた。友人たちも同じように、今の生活がこれまでで一番大変だと感じていた。
でも、この大変さを私はこれからの糧だと思っている。
いつか、この日々を創作に活かしたいと思うし、この非日常に苦しめられ、同時に強められた友人たちとの絆を形にしたいと思う。

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