夜空に月が見えないのは、自分が月にいるからだ。
そんな風に思えるほど、生まれて初めて入った夜の学校は、
月面みたいに別世界。
――「月夜の理科部」https://kakuyomu.jp/works/1177354054934857570
twitterで開催中の「カクヨムコン6スタート ! 書き出しツイートキャンペーン」に応募していたのですが、
な、なんとオリジナル図書カード1000円分が当たりました! わーい。
(昨日のお昼ごろにカクヨム運営からDMがきてビビりました)
さて、インターネットで行けるロケ地(参考文献?)をご紹介します。皆様の創作の参考になりますれば。
第9夜「わらじとタイムマシン」
【SINET(サイネット)】 https://www.sinet.ad.jp/
日本全国にある大学や研究所をつなぐ専用通信ネットワーク「SINET」。東日本大震災のときにもダウンせず、稼働していたそうです。いまはバージョン5で、次がSINET-6だそうです。
【タイムマシン】
二間瀬 敏史「タイムマシン論最先端物理学によるタイムトラベル入門」(秀和システム、2006)
https://www.shuwasystem.co.jp/book/4798013528.html
タイムマシン、ほしいですね。理論上は不可能ではない、そうですが、どうやらタイムマシンが存在できるかどうかは、私たちの暮らしている宇宙がどのような時空構造になっているかに依存しているそうです。
ダメならダメ、OKならOKな構造なんだろうと。ふーむ。
第10夜「織姫と彦星」
【ようかん】
山崎清子「寒天観点調理に関する研究として」家政学雑誌 Vol.14, No. 5 (1963).
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhej1951/14/5/14_5_339/_pdf
ようかんって、割と簡単に作れて、かつ、理科実験としてもけっこう面白い対象だと思います。リンク先は、泡雪かんの均質化と、砂糖濃度や寒天の温度などの関係を調べた論文です。
料理ってサイエンスですよね。
【月の模擬砂(シミュラント)と焼き物】 https://moonstation.jp/ja/future/moonexp/simulant.html
月の岩石は地球と似た成分ですが、それが削られてできた月の砂は地球の砂と違う特徴があります。それは、砂の粒が地球のものに比べてとても小さいことだそうです。
月面ローバーの走行試験などには地球の岩石から作った模擬砂が使われます。それで、岩の粉なら焼き物に使えそうだなぁと思って調べていたら、ほんとうに、月の模擬砂を使う陶芸家さんがいらっしゃるようです。(月焼・窯元 陶芸家 佐藤百合子さん http://www.sendai-astro.jp/square/blog/2008/09/15.html)
欲しい!