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謝罪とダン溺の1章に登場する詠唱文を振り返るコーナー

 まず、34話において、5時間ほどビオンデッタの一人称がロザロザちゃんになるというおもしろバグが発生しておりましたことを、ここにお詫び申し上げます。二度とないように見直し体制を強化いたします。

 それでは本題です。要望はありませんでしたが、詠唱文をまとめました。ちょっとした感想も加えていきます。

 作者が作品について自我を持って喋っておりますので、苦手な方はお控えください。

 恥ずかしくは、ないです。


 

 ・2話 Gランクモンスターのクリエイトより ウィトがヘーゼルを召喚した時の詠唱。

 「『星は友』『月は自らを産み落とし、時を維持する』『葦覆う地の彼方』『孕んだ雌牛ゲメシンの守護を求む』『キシュガル・ベーリト』『召喚。クロウリーハンド』」
 
「『俺の名は添木憂人』『其の名はヘーゼル・ピープシアーナ』!来い!ヘーゼル」

 主人公はこの段階で詠唱にオリジナルの一言を足しているんですよね。適応力が凄いです。
 
 やっぱり最初の詠唱だけあって完成度が高く、叫びやすいですよね(自画自賛)。
 
 ダンジョンマスターものということで、最初の詠唱は召喚にしたかったのでこれが一つ目です。

 

 ・4話 マスターの務めより ダンジョンモンスターの契約を解除するときの詠唱。

 『対象は全モンスター』『契約の神シャンナムに乞い願う』『陽光は貴方の目であり腕である』『サルカルキド・サルカルキド』『捨てられしものは捧げられしもの』『ダンジョンモンスター契約解除』

 対象は全モンスター!の部分、他に言い方がありそうですね。一応、契約魔法だからカチッとしてるみたいなことを表現したかったのですが、ちょっと微妙です。

 それと、僕は考えた神様の名前をExcellに書き溜めているのですが、こういうところでシャンナム!とか出してしまうと、後から「うわ!この神の能力にシャンナムって名前ぴったりじゃん……」みたいな後悔をすることが多いです。

 

 ・5話 運命の決定より スキルを使用してナバルビ女神の啓示を受け取るシーン

 「『蝋燭の火の揺らめき、新生児の顔立ち、鳥の群れ』『世界は教えに満ちている』!!!」

 これは、ほんと事実をそのまま言っているだけの詠唱なので、おしゃれ度は低いんですよね。

 やっぱり個人的には詠唱とかかっこいいことをしてるときには、「新生児」とかの、普通のバトルものでは使わないけど、オカルトものではよく使われるワードとかを入れて、世界観を表現したくなっちゃいますね。

 

 ・8話 決着より ジャクリーンによる炎魔法
 
 「『金の布』『怒りのエクリチュール』『天の嬖人ラクウィプへ』『トマトスープ』『カツオの香草焼き』」

 料理名が2つ入ってます。あんまり気に入ってないんですけど、料理名を入れるというアイデアは気に入っているので、もっとしっくりくる料理は入れたいですね。

 ただ、トマトスープは、一周回ってかっこいいと思います。

 

 ・8話 決着より ジャクリーンによる睡眠魔法

 『豚の油を浴びる者。子を背負い川を渡る者。その全てに熱い悦びの泥濘を』

 これは書いてないことですけど、ジャクリーンの睡眠魔法は全て酒の神デニーバジの能力に由来している設定なので、豚の油のくだりは、古代のビール造りのやり方を参考にしてるんですよね。農家の方が日焼けで死なないように、豚の油を顔に塗って直射日光を避けるというやつです。

 ただ、「その全てに熱い悦びの泥濘を」は、なんかどこにでもありそうな詠唱であまり好きじゃないです。

 
 ・8話 決着より ジャクリーンがヘーゼルの病毒に対して解毒した際のシーン

 『蠍よ。あなたの尾は白く輝ける夜天の王ナンナニールに似る。蠍よ。あなたの鋏は雄牛の神アバイティの角に似る。我を許し、傷を炙りたまえ』

 これは実際の毒を解呪する古代メソポタミアの詠唱をかなりそのまま真似したものですね。

 ロザロザちゃんのスキル『毒会話』も、古代の、「毒をおだてて解毒する」というアイデアが好きで参考にしてますね。

 ただ、毒と会話するのはロザロザちゃん限定のスキルですので、ジャクリーンのこの魔法は単なる解毒スキルとなっております。

 

 ・11話 同盟と契約と乾杯とより ビールを召喚するシーン

 『人と獣を分かつもの。名をパンとビール』『女神デニーバジの恵みに最大限の感謝と、三代に渡る宴を』

 この詠唱は好きなのですが、「最大限の感謝」というワードが、一般的すぎてダサい気がします。「最大限」を、他の言葉に言い換えを考えたいですね。


 
 ・17話 ダンジョン外での初戦闘より デリラの禁書指定が発動するシーン
 
 『心も財産も顔もないデリラは』『ハサミで引き裂かれたような顔』。これで私、ようやくあんたたちを殺せるのね。ああ、腹が立って仕方がない。『熱い。熱いの。主様。憎しみで身体が熱いの』『けれど、私は女神にならないといけないから』。『禁書指定よ。こんな感情』

『禁書指定よ。こんな感情』。いくらなんでもこのワードがかっこよすぎるので、文句なしの合格です。好き。

 
 
 ・17話 ダンジョン外での初戦闘より デリラがスキル『緋文字』を発動するシーン
 
『|怨憎会苦《おんぞうえく》』。『私には既に不要なものね』『緋文字を刻んであげましょう』

 怨憎会苦は仏教ワードなのですが、デリラの『緋文字』は仏教由来のスキルのワードじゃないんですよね。ナサニエル・ホーソーンの有名な小説から取ってます。

 あれも本小説のテーマの一つである「姦淫」(そうなの!?)が関わってくる小説ですので、最初は割と物語に絡めようとか思ってたんですよね。実際にはほとんど名残はありませんが。

 デリラの性格がわかる詠唱ですが、今後過去を示す際に詠唱文と矛盾の生まれないように注意したいですね。

 
 
 ・20話 クロウラー・ゲームより ローザローザのユニークスキル『毒会話』が発動するシーン
 
 『あいわなぼんちゅ』『ユアシャタシャタ』『二回目の自白には貴方の名を』。

 この詠唱は、割りと語感の面が強いです。一応、毒をテーマとした魔法ということで、犯罪文学からワードを取ってます。ちなみに犯罪文学……ニューゲートノベルで一番おもしろいと思ったアイデアは、エインズワースの『Jack Sheppard』の、手相が絞首台の形になっているというやつです。

 おもしろすぎません?その設定。小説でも他に見たことないですよねそんな奴。手相が絞首台って笑

 いつかパクリます。

 

 ・28話 対神官戦より 神官の魔力防壁が発動するシーン

 「『祝福の|槍衾《やりぶすま》』『夜の大木』『館の側溝』」

 あんまり活躍しなかった魔力防壁の詠唱です。隠者に安心を与えるもの、というのがテーマなのですが、『夜の大木』よりは、『人知らぬ夜の大木』の方がかっこいい気がします。

 

 ・29話 添木憂人より ナナヤが|魅了魔法《チャーム》を唱えるシーン

 「『三人でピクニックに行ったわよね』『けど、私は貴方の脚しか見てなかったわ』『信じられるかしら』『純白ですら今や、貴方に何かを隠そうとしている』!!」

 やはり、恋がテーマの一つであるこの物語において、チャームの魔法は大事ですよね。上の句は中世のチョーサーから取っているのですが、物語内で男性の脚に興奮を覚える女性という存在を初めて見た気がして、ずっと印象に残ってますね。

 下の句の、『純白ですら今や、貴方に何かを隠そうとしている』は、オリジナルで魅了魔法のイメージを考えたものなのですが、恋してるイメージで唱えていると、胸がキュっとします。気に入ってますね。

 

 以上の12個が1章では登場しましたね。こうやってまとめてみると、色々反省点が浮かび上がってきますね。

 みなさんはどれが一番好きですか???

 お読みくださりありがとうございました。

 

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