こんばんは、埴輪です!
【第1回カクヨムWeb小説コンテスト】の結果発表は、今週の金曜日までに……だとか。
思ったより長い!
というわけで、全く関係のない話を一つ。
本日、母から電話がありまして。
何でもプリンターが壊れたので新しいのを買ってきたとのことですが、設定ができないとのこと。
話を聞いてみるとドライバをインストールするCDが付属していないということとで嫌な予感が……!
販売元のエプソンに問い合わせたところ、案の定と言いますか、最新機種のドライバはインターネットでダウンロードせよとのことでした。
ほとんどの家庭にインターネットが普及していることを受けてということですが……残念!
母の家にはインターネットがないのでしたー!
……数年前にはあったんですけど、使わない割に月々の使用料金がかるということで解約してたんですよね。
それでもまぁ、そこは天下のエプソン。
別途ドライバの入ったCD-ROMでも郵送してくれるかと思いきや、用意されていないという。
例え用意されていなくても必要なアプリをダウンロードしてCD-Rにでも焼いて送ってくれればいいものを、何でもドライバ自体しか入れられない(?)みたいなことを言い始め、挙げ句の果てにはインストールには専門的な知識が必要となりますが、大丈夫でしょうか的なことを仰る。
必要なら設定をするスタッフを……って、それ明らかに別料金かかるやつやん!
しかも、大したことしないのに出張料でバカ高くつくやつやん!
……というわけで、私が明後日実家に戻ってインストールしてくる運びになりました。
そもそも。
エプソンさん曰く、販売店側にインターネット環境が必須だと購入者に案内するようと通達してあると華麗に責任転嫁をしていましたが、もちろん母はそんな説明はなかったと主張。
私は母に販売店に連絡して、交換ないしはアプリをダウンロード&CD-Rに焼いて貰うように指示し、紆余曲折の末、別の商品に交換できそうな感じになったものの、それも店に悪いという母の意見も鑑み、結局私が設定をすることになった次第。
……揃いも揃ってと言うか、インターネットで必要なアプリはダウンロードしてと案内する側が、いざその手伝いを依頼するとできないというのはいかがなものか。
こんな感じで、今日はデジタル・デバイド……情報格差を痛感したわけですが、「当たり前」とか「常識」という言葉ほど恐ろしい物はないと思います。
その見えない圧力によって、どれほど可能性や希望が潰されてきたことか……!
その一方で、私がふと思ってしまった「インターネットで必要なアプリはダウンロードしてと案内する側が、いざその手伝いを依頼するとできないというのはいかがなものか」という考えも、味方によっては「それぐらいできて当たり前」という先入観の押しつけであるとも言えるので、本当に根の深い問題です。
ただ一つ言えるのは、いかなる場合も「余裕」が必要ではないかということ。
柔軟性というか、適応力というか、臨機応変さというか……何か想定外の事態に遭遇した際、そこに余裕がないと思考停止するしかなくなってしまいます。
あれです、固くて柔軟性のない木は、強風でぽっきり折れちゃう感じ。
でもって、そうした柔軟性は、余裕があってことさと思うのです。
エプソンの方にしろ、ヤマダ電機の店員にしろ、恐らくはダウンロードしたアプリをCD-Rに焼くことはできたのだと思います。
ただ、そういしたイレギュラーの対応をすると、他の業務に影響を与えるのは間違いありません。
その結果、一番大事にしているであろう効率が最も悪い結果につながってしまうのだから、皮肉というか何というか。
ともあれ、何が起こるか分からない世の中。
全力疾走もいいですが、何かに備えて余力も残しておくことが大切なんではないかと思いました!
……ああ、《近況ノート》の話題がどんどん小説から遠ざかっていく!
では!