妃沙

日向紬は突然、婚姻話が持ち上がったことに驚きはしたが、拒絶はしなかった。しかし、いざ婚姻届を出して相手の人と顔合わせをした瞬間、全てを否定された。 彼――朝比奈翔は一年間と言う期…

突然、神託が降りたといわれ、連れ回された少女は、いく先々で新たな絆を結んでいく。けれど、それは全て偽りのものだったと彼女は知らないでいた――「私がしてきた事は、全部無駄、だったん…

負の感情を向けられ続けた少女を救うのは、“彼”の何気ない一言だった――「私が、あなたを守るよ。私だけの姫」

“幼なじみ” いわゆるそういう関係だけれど、それ以上の関係を望むことはできなかった。 見かねたお姉ちゃんの紹介で、私はお姉ちゃんの同僚と言う人と会う。 優しい笑みに、それで…

“鬼姫”と恐れられる少女は、本物の“鬼”に望まれる。“彼” は、優しく少女に囁いたーー「愛している、白雪」（和風ファンタジー）

ひょんなことから所謂【異世界トリップ】をしてしまった私は、何故か猫耳をつけ、尻尾をつけて、そしてこの異世界の【王子様】に求婚されました。……「だが断る！！」

妹の裏切りに絶望した。死にかけた少女は、何故か竜の楽園“イル・イゾレ”へ。そこでの出会いが少女を少しずつ変えていく――「君が好きだよ。白紅麗」

呪いを受けた少女は光の下を歩くことを切望した。 光の下を歩くことのできる青年は、暗闇の中にいる少女に手を差し伸べた。 出会いは偶然、思いは必然。 しかし、少女は青年の手をとっては…