『貸本屋十兵衛姫』がついに完結しました。
十二才の女の子が本を作る話が書きたい!
でも、現代でそれは厳しいよな~、それなら、江戸時代の貸本屋なら出来るのではないか? そう思い書き始めた物です。
江戸と言う時代なので、青達が書く本は、現代ではやや受けが悪い物にしています。
もし、青達のような本を書いても現代では売れないし、ひねりが足りないと思います。
そこが、十二才の少女の甘さを表現しているつもりです。
最後に青が、貸本屋の後を継いで行くよう、商業の話をさせるシーンを入れる所にも気を使いました。
読んでくださると嬉しいです。