これで一応終わりです。最後まで読んで下さった方、感謝いたします。ありがとうございました。
作品の中に「何だったんだ、アレ? 要るか?」と言いたくなるような箇所が数点あるかと思いますが、評価が高ければ書こうと思っていた続編用の前振りです。今更書き直すとなると、それはそれで面倒で……。ホントごめんなさい。
そしてもう一つ。この物語には致命的なミスがあって、戦争の話を絡めて書こうとすると主人公の年齢を50代以上にするか、映写技師の年齢を100歳以上にするか、舞台そのものを20年~30年前に設定しなければ時代的に齟齬がでてしまうわけですが、物語構成上、主人公を結婚適齢期としなければならず、20代からせめて30前後ということになってしまいます。途中でそれに気がついて、いろいろ頑張って設定を調整してみたのですが……。結局、上手くいかず、パラレルワールド的な?、空想世界的な? 感じの雰囲気で、昭和を『照和』とさせて頂きました。安直でホントすいません。
32~37話は実際に聞いた話を元に創作しています。だからと言って実話かと問われると、今のなっては確かめようもありませんけれど……。子供だったというのもあって、担がれたのかもしれませんし、真実なのかもしれません。