結月 花

9月も半ばが近づいてきましたね。あっという間に過ぎ去ってしまった夏ですが、今年のひと夏を盛り上げてくださったのが、みつなつさんの配信されるYouTubeチャンネル「みつなつの本棚」にて配信された納涼企画です！

「ひんやりする怖いお話」をテーマに力作が揃い、そのすべてをみつなつさんが朗読されるこの企画。最後にはみつなつさんを一番怖がらせた「最恐作品」が選ばれるのですが、惜しくも最恐作品は逃したものの、なんと「みつなつセレクション」のヒトコワ部門に拙作の「誰かの日記」を選んでいただきましたーーー！！わーーい！！ありがとうございます！！(*ﾟ▽ﾟﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
添付の画像は選評理由ですね。うわわ、すごく嬉しいです🥺🥺賞状みたいでカッコイイ〜＞＜❤️
そうです、この作品は日記を読んでいる読者にも同じ罠を仕掛けるのがミソなので、その部分を評価してくださったのがとても嬉しかったです！

この作品は2022年のKACのお題をもとに書いた短編なのですが、自分自身が思う「怖さ」を詰め込んで書いた覚えがあります。
私が感じる恐怖とは「無差別に死を突きつけられること」そして「死を感じるまでの時間が長いこと」です。
例えば心霊スポットに行ったり呪物を手にしたなどで怪異が襲ってくるケースでは、怖いんですけど「そこに行かなければ呪われない」という安心感（逃げ道）があるんですよね。でも無差別にかけられる呪には逃げ場がありませんから、私はそういうのがめちゃくちゃ苦手です。
そしてこの作品に出てくる「日記の罠」は、一度かかれば確実に死ぬことは間違いないですが、死を迎えるまでの時間が長いのがポイントです。長ければ長いほど絶望を味わう時間も長いですからね。
この日記に出てくる人物は、何を思いながら死んでいったのかと思うと、想像するだけでゾッとしますよね。わたくし、どうせ死ぬならいっそひと思いにスパッと逝かせてほしい派です🥺
というわけで、人間の本能に訴えかける怖さを意識して書いた作品なので、ランクインさせていただけて本当に嬉しかったです！ありがとうございます✨✨
もしまだ未読の方はこの機会にぜひ読んでいただけると嬉しいです(*ﾉωﾉ)いつもの私と違う私を知れるかもしれません？v

◆誰かの日記
https://kakuyomu.jp/works/16816927861994390442


そして改めてみつなつさん、素敵な企画をありがとうございました！！
全作品の拝読、コメントから始まり、宣伝動画を作成いただいたり、朗読配信など多岐にわたる労力をかけていただいたこと、本当に感謝しております＞＜✨
朗読配信自体もすごかったですよ！1万字以内とはいえ、バラバラの文字数の作品がたくさん集まってくるのに、毎回きっちり1時間半で終わるように作品を選んでいらっしゃいましたからね(ﾟ∀ﾟ)
毎回3作品ずつ朗読されるんですけど、9000文字の短編があったら、他の2作品は掌編にする、みたいに文字数で調整をされていました。しかも毎回きっちり時間通りに終わらせる進行もすごい✨これ相当やり手ですよ皆さん…！
改めてみつなつさんのすごさを知るきっかけにもなりました(⁠^⁠^⁠)次回の企画は「秋」。何も思いついていませんが、今回がすごく楽しかったので何か書き下ろせないかなーと考えているところでございます！

みつなつさんの配信をきっかけに顔見知り（？）になったフォロワーさんもいらっしゃいますので、新たな交流のきっかけに皆様もぜひ！気軽にご参加いただけたらと思います(ﾉ´∀｀*)