桐生　慎

　バーチャルリアリティーのファンタジー世界を楽しむガウシアだったが、その背には魔の手が伸びていた。
　それを察したシルフィアとドロスはガウシアを敢えて泳がせ、敵を晒すことを選ぶ。
　ガウシアはご神木の根元で謎の老人から託宣を受け、呆然とするのだった。
　敵は荷車ごと冒険者組合の事務所に突っ込む暴挙に出る。
　身内に裏切られたセラフィーは重傷を負いながらも、ガウシアを守ろうとするのだが―――

　アルゴ。いよいよ話が動き始めます。
　どうか、ご一読お願いします。