お読みいただきありがとうございました。
まだまだ、こちらのサイトが不慣れでフォローや反応などに気づくことが遅くなってしまったりしますが、久々に開いた時、読んでくださった方がたくさんいることに胸が高鳴りました。とても嬉しかったです。ありがとうございます。
この小説について、
中学の理科で習った凸レンズの書き方。あれがずっと不思議でなりませんでした。
実像ってなんだろう、どうして右側が虚像なんだろう。イデア論に触れた時に強まったような気がします。私にとって私は実像だけれど、僕にとっては僕が実像で、湖を挟めば線で結ばれるんじゃないかと。「私」や「僕」のように自分を見失う時があったり、人を鏡として自分自身を知ることができたりするように、大事なものは自分の中にあることを忘れないでいきたいなと思いました。迷子になったら湖を覗けばいいのかな、なんて思いながら。
私の普段考えていることや頭や心の中を少しずつ切り取って文章にしているので、作品を褒めてもらえると私自身が認めてもらえた気がしてとても嬉しいです。
読んでくれた、この世界の誰かの一瞬をほんの少しでも鮮やかにできたらいいなと思いながら、
そして、私の中に生まれてくれた子達をこれからも形にしていきたいなと思います。