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報告 その3 物語の冒頭、未来の提示について



 この作品に目を通して下さった読者様にはお分かりいただけていると思いますが。(つまらなすぎて見てない読者の方しかいないと思いますけども)

まぁこれは一人事ですしね。(泣)


この小説(駄作)の冒頭は100点満点で表すと0点もしくはそれ以下だと思います。
それは作者自信自覚しております。

冒頭は本来、面白く書いたり、意味深な文章で目にとどめてもらうことが目的だと思っています。

良く聞く言葉で小説の冒頭は、『死体は転がせと』とあります。

何も物騒なことではなく、見る人のインパクト(驚きや関心欲)を与えるということです。

そうすることでコレは面白そうだ、どんな展開になるんだろう?と興味を持たれることが出来ますしね。それが普通だと。


もう一つは『未来の提示』です。


未来の提示というのは簡単に言えば、展開のネタバレです。後々見せるつもりでいる話の流れを先に書いてしまうという技法です。

例を上げますと。


「で、さっきからアンタ一つも意見出してないけど舐めてるの? せっかく協定を結んであげてるのに」

「はぁ? 大体お前が協力してくれっていうから俺は承諾したんだよ、なのにその態度はないわ、可愛くねぇにもほど......」

「ん、今なにか言った?」

「いえ何でもございません」

 はぁ、何でこんなことに。俺のベストプレイスで平穏な学園生活をこんな可愛げがない女に奪われるなんて、余も末だ......

そうだ今思えば一週間前のあれを目撃してなかったら――


 といった具合に、先にヒロインと出会う経緯を描く前に未来を暗示させるみたいな方法です。


これはこういう物語ですよ、と先に読者に見せるという訳ですね。

そしてこの見せ方は冒頭じゃなくても出来ます。

バトル物のシーンを例にしますと。


あの時違う行動をとっていればあいつは救えたかもしれない。
しかしそれはまだ《《先の話》》

俺はそいう考えに至らずただ無我夢中で相手を叩きのめす。

これは少し分かりづらいですね(自分の文章力がなくて)

ただ展開のネタバレを先にしておく、ということだけ分かっていただければ。

してこの方が面白いと感じるのは当然です。普通なら。




しかし自分は未来を提示させるやり方は何か邪道といいますか、苦手意識があります。

未来を提示して先の展開を書かれてしまうと、ああこれは小説なんだな......と感じてしまい物語に感情輸入が出来なくなるのです。
まぁ小説なんですけども。


ただ自分的には物語といえど、未来を見せて欲しくはないという考えがあります。

いくら架空の物語であろうと、その物語の中ではキャラクタ―(人物)は生きているのです。
それが作者(創造主)に与えられた設定(性格等)で決められたレールの上で動いていようと生きているのです。

#大事なことなので二回言いました。


そういう思想もあり物語の始まりである冒頭で未来を提示させくなかったので糞つまらない始まり方にしています。

小説の内容も驚くほどつまらない出来ですが......(;´・ω・)

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