呉那須です。
この作品の裏話的なものを少し書いてみようかなぁと気が向いたのでいくつか。
1.作品の出来た経緯
恐らく今までの他のわたしの作品を読んで下さった方は少し驚いたのではないかと思います。
まずこの作品を書くきっかけについて。前作の「いきみち」は実はかなり個人的にライトな狂気をイメージしてテーマ性も明確にして読みやすい作品という程で書かれた物でした。ですが、どうにもまだ読みにくくコレは困ったって感じになりどーしよーって考えました。考えた結果、思春期のアイデンティティの欠如や色んな事象を考えてしまうトコを狂気の一部として書いて生まれたのが「君はわたしの歯車」です。
この作品のおかげで作風の幅が個人的にかなり広がったなぁ〜と思いました。
ちなみに、「いきみち」のホームベースの元ネタというか考えにあったのは「off」というフリーゲームのとあるキャラクターです。
2..戸塚くんの名前の由来
猫の踊る場所の隣には戸塚があるからです。
3.戸塚くんの台詞について
色んな本をわたしは雑多に読んでますが、なんとなくショーペンハウアーの「意志と表象としての世界」をイメージして書きました。
こんな感じです。
気が向いたらまた書きます。
今年も良い年にしましょう!