本日も19時に更新となります。
……だけでは能が無いので、『ブレイブ・ラビッツ』に影響を与えた作品を書いてゆこうと思います。
第一回は、『鉄人28号』。
ハイ、基本ですね。
1950年代の東京は、まだまだ怪しげな怪人や怪盗団、謎のロボットが暗躍する余地が残っておりました。
人々が街頭テレビに熱狂する夜の街も、丑三つ時を迎えれば、怪しげな秘密結社が陰謀を遂行する時間です。
そんな中に光を照らすのは、少年探偵と彼が操縦する鋼鉄の相棒でした。
スーファの「少女探偵」の設定は、勿論少年探偵金田正太郎がモチーフです。チェックのついたスーツに身を纏うのもその影響ですね。
(ロボットを動かすのは怪盗団の方ですが、原作版『鉄人28号』も序盤は悪人が動かしていましたので)
深夜の街でつかみ合いを演じる善と悪のロボット。サーチライトに照らされて、2つの巨体が浮かび上がる。そんなイメージから怪ロボット〔アルミラージ〕は生まれました。
※街中で立ち回りを演じるのは、鉄人クラスのサイズがちょうどいいと言うのもありますが。
なお操縦方法ですが、『鉄人28号』のリモコン形式ではなく、スピンオフ作品の『鉄人28号FX』形式をとっています。音声入力したコマンドを撃ち込むのはこちらをヒントにしました。
※この記事を読んで「鉄人観てみたい」と言う素敵な方は、あえてモノクロアニメ版を推しておきます。いくつもの陣営が入り乱れて戦う構成は手に汗握りますよ。