久しぶりの挿絵です。
今回は史実の「343空」で有名な局地戦闘機〔紫電改〕です。
日本の戦闘機で最も人気のある機体のひとつで、ちばてつや先生の漫画『紫電改のタカ』などで有名な飛行機ですね。
一撃離脱と格闘戦の両方をこなせるバランス型の機体ですが、以前紹介した主役機の〔疾風〕よりは格闘戦寄りのようです。
〇以下マニアックな情報
史実からの改良点は、〔疾風〕よりも大きく、ターボチャージャー及び新型プロペラへの換装は同様だが、インタークーラー用のエアインテーク(空気取り入れ口)は安全性と冷却効果のバランスを重視して主翼に移されている。
独飛に配備された機体は増加試作機であり、機体ごとに差異がある。菅野が使用するタイプはバブルキャノピーにより広い視界が確保されている。戦闘時敵に肉薄する菅野はこれを気に入り、自らの愛機とした。
胴体のイエローラインは、勿論菅野専用機の証である。