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「障がい」とはなにか?

が、「小さな丘の上の病院物語」のテーマにもなるでしょう。

たまたま、コメントいただきまして
「そういや、そういうこともちゃんと書かないとまずいよね」って
思ったので……。

医療福祉系に携わっている人たちにとっては、
「障がい」という言葉の意味を知ってるほうが多いでしょうが

世間一般としては

「障がい」=「障がい者」

なんだろうなと痛感した次第です。

最近はすっかり患者さんのターンですが
主人公たちが危機的状況に陥る場面が、これからあります。

そういう展開の中で「障がい」とは?ということを物語として
書いていこうかなと思います。

いい課題ができました。

4件のコメント

  • コメントにお返事ありがとうございました!言葉足らずでしたのでこちらに書かせていただきます。

    障害者が強者…という対象はみゆきではなくAさんのつもりでした。逆差別というか…。(あと『害』の字は好ましくないんでしたね。)

    ・復帰のために注意障害と言わない(13話)
    ・診断書が雇用主の喉元に刃のように突きつけられる(16話)
    この2点で、学校に雇用を無理強いしているという印象を受けたのです。Aさんの時間短縮労働で他の職員、ひいては生徒が割りを食えば、苦しむのはAさん本人だろうなと。

    本来ならば補助金等で、Aさんの時間短縮労働を補えるよう追加の教員も雇えるようにし、学校にとってもAさんを無理なく雇い続けられれば良いんですよね。障碍者を要介護者とせず、社会で活躍できるよう支援することで、雇用者・障碍者・社会がwin-win-winとなるのがベターなんだと理解できました。障害者雇用助成金はあるものの、まだまだ制度が不十分なんでしょうね。

    長文すみません。ご不快でしたら削除します。
  • いえいえ。ご丁寧にありがとうございます。
    このケース、ある程度、実例にもとづいてます。
    (と、いうかほとんどのケースは実例や経験を元にしてます。守秘義務ありますので、障がいの様子・性別・年齢等々はいろいろ変えてますけれど)

    私自身、休職していた方の代わりに、講師として高校勤務経験もありますし、Aさんのようなかたを復職させた経験もあります。

    学校には無理強いはさせてないです。
    理由は学校長の障がい者への認識にあります。ご存じかどうかわかりませんが、高等学校の場合、学校長の胸先三寸で人事が決まることがほとんどです。
    そのため、学校長に対して多少、『保険』をAさんにかけておかないと
    よくわからない理由で解雇されてしまう危険性が高いです。


    ・復帰のため注意障害と言わない
    脳血管障害による注意障害は、「人よりも疲れやすい」点が問題になります。
    それについては、すでに交渉時に言い換えた形で伝えてます。

    ただ……注意障害と伝えると、その言葉だけが一人歩きするのが現状です。
    その点でストレートに伝えるのは危険です。そもそも注意障害って何か?ということを知らない人の方が多いですし、「障がい」という言葉だけで大変!ってことになりかねないですので。

    ・診断書が雇用主の喉元に刃のように突きつけられる
    これは学校長への『保険』ですね。いざというときAさんを守るためです。

    時短勤務の件ですが、Aさんが休職していたことで、すでに講師や非常勤を雇用しているのが普通です。

    このへん書いておけばよかったかなあ〜。と反省。

    そのへんは人格者っぽい、学年主任さんや副校長さんの調整ですね。
    またAさんについては後日、職場訪問して様子をみると約束しています。

    障がい者雇用支援の場合、半年から1年はアフターフォローしますし、たとえばAさんが解雇されそうだってご相談にこられた場合、必ず、雇用者と話し合いや調整に入ります。(数十年もフォローすることもあります)

    (実際、もう少し話が進むとアフターフォローの回があります)

    雇用された!万歳!では終わらないのが、障がい者雇用支援です。

    障がい者雇用のもう一つの視点が、蓄積されている本人の経験や知識を活かすことにあります。障がいを受けても、残存しているものがありますから。これは雇用者にとってもゼロから人材育成するより、ずっといいことです。

    特に教育現場で、生徒の前で障がい者が働くということ自身、
    生徒達にとてもよい影響を与えます。

    これも長い目でみると雇用者にとっても、障がいを受けた本人にとっても、生徒にとっても大きな財産になります。

    >障碍者を要介護者とせず、社会で活躍できるよう支援することで、
    >雇用者・障碍者・社会がwin-win-winとなるのがベターなんだと
    >理解できました。

    障がいを持つ人は「壁」があります。その壁をどうするか……。
    これはこの作品の課題の一つでもあり、現実の障がい者雇用支援や社会復帰の問題でもあると思っております。

    ご丁寧にありがとうございます。長くなりました(汗
  • ご丁寧にありがとうございます。
    こちらこそよろしくお願いしますね。
  • ご丁寧にご回答いただきありがとうございます!

    >(実際、もう少し話が進むとアフターフォローの回があります)
    なるほど、そうですよね!先走って申し訳ありませんでした(汗

    今後の展開も楽しみにしております。
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