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勘違いで、赤っ恥

(赤っ恥、その1)

ウイングスーツ、ってご存じですか?
滑空用特殊ジャンプスーツとかいうやつで……。むささびスーツとも言われますが……。

映画とかで。
軍人さんが輸送機から、「move! move! go! go!」とか上官に怒鳴られて、次々とこう、空中に飛び出すシーンでね。

飛び出した軍人さんが、空中で四肢を広げたら、脇とか、脚と脚の間に薄いシートが着けられていて、滑空するんですよ。空中を。

それこそ、むささびのように。

こう、ビルとビルの間をすり抜けたりね。格好いいなぁ、と思ってたんですよ。

で。私、その後、高度を落としていって……。
そのまま、だだだだっ、と地面を走って着地するんだと思ってたんです。

「そんなわけないやん( ゚Д゚)!! パラシュートついてるわ!! あほや、こいつ、ぎゃははははは」(知人)

………えええええ………。そしたら、最初っから、パラシュートで降下したらええやん……。

(赤っ恥、その2)

カクヨムで拝読したエッセイで、「タンデムで転び、ふたりとも怪我をした」と書いておられて……。

私、『タンデム』がよく分からなくって……。

「バイクで、転倒……。で、二人とも怪我、ということは。それはあれか。『名探偵コナン』で鈴木次郎吉と愛犬ルパンが乗っている、あのバイクか!」

で、そのバイクが壊れた、とも書かれていたので……。

「ああ、バイク本体と、愛犬ルパンが乗っている部分が、分離したんだ」と思っていたら。

「あほちゃうん( ゚Д゚)!! あんたが言うてるのは、「サイドカー」! だいたい、サイドカーは転倒せえへんわ! タンデムってのは、二人乗りのことや!! マンガじゃあらへんし、サイドカーが分離するかっ」(知人)

大人になって、こんなに人様から笑われることあるかな、というぐらい、笑われました。

思い込みはいかん。
知らないモノは、なんでもその場で調べないといけませんね……(遠い目)

14件のコメント

  • いえいえ青嵐さん、それは美味しい勘違いですよ。
    そこから生まれるのです、ファンタジー世界のスーツや乗り物は!!
    良いじゃないですか、地面を走って着地するスーツに、真ん中からぱかっと離れるサイドカー付きバイク!
    って、分離するサイドカー付きバイクは『タイガー&バニー』で見た気がします。大丈夫、存在します!!ファンタジーの世界では!
  • 宇部さん

    ね( ゚Д゚)!? 宇部さんみたいに、そうやって言って下さったら、私も思うんですよ!

    「いやぁ、なんでも調べなあかんね」とか、「教えてくれてありがとう」とか、「作品に活かしてみようかな」とか。

    爆笑されたら、腹が立つってもんですよっ!!

    いやしかし、『タイガー&バニー』で観ましたか! あれ、好きだったなぁ。
    うちの企業名をキャラクターに入れたい、ってずっと思ってました(笑)

  •  ああ、あれウイングスーツっていうんですか。たしかにあのまま着地できたら、逆にパラシュートがいらないですね。

     そして、タンデム。機動戦士かっ。格好いい言葉つかわれると、勘違いされちゃう好例ですね。

     ぼくも勘違いは多い方です。
     『笑点』の山田君は、むかし『ずぅとるび』ってコミックバンドのメンバーだったんですが、ちょっと勘違いしていて、

    「え、山田君のいる『ずぅとるび』って、世界的に有名なバンドだったの!?」


     で、本題です。

     本日の『異端審問官 ディーン&リンゼイ』、いやそんな題名じゃないな。『祝福の花吹雪をあなたに。』ですね。そこに、コメントしようと思って、このあと読む方々に迷惑かけるなと、削除したもの。



    リンゼイ「おい、ディーン。早くあの司祭を斬れ」
    ディーン「ばか、人質がいるんだぞ」
    リンゼイ「だいじょうぶ。第六節まで詠唱しないと、殺せないから」


     👆個人的には好きなコメントなんですけど、こういうの書くやつ、作者としてはほんと迷惑ですよね(笑)。なのでこちらに。

  • 斬太さん

    ガンダム(笑) おまけに、私、はじめて『ずぅとるび』の曲を聴いちゃいましたよ(笑)

    そしてですね。
    『異端審問官 ディーン&リンゼイ』ですが。

    これ、このまま本編でよかったのに( ゚Д゚)!!
    いや、誰も迷惑にはなりませんよ!!
    むしろ、「このコメント欄はさすがだ」と(笑)

    というか。
    『異端審問官 ディーン&リンゼイ』。
    これ、めちゃくちゃ気に入りましたよ!! ……しまったぁぁぁ。
    これ、番外編タイトルに使おう……。

    斬太さん、あざーすっ( ゚Д゚)!!
    (↑ 勝手にいただきます m(__)m )
  • こんにちは~(*´▽`*)
    勘違い……というか、覚え間違いっていっぱいありますよね……(><)
    私は以前、ものすごーく有名なスポーツ選手のお名前(カタカナ)を聞いた時に、どなたのことかさっぱりわからなくて、「……犬種か何かですか?」って聞き返して、大爆笑されました……(*ノωノ)

    雲江様の『異端審問官 ディーン&リンゼイ』、格好いいですね!(≧▽≦)

    そして、雲江様のコメントを読んで、「なるほど!」と思うと同時に、あの司祭の雰囲気なら、
    「人質の価値は「死なないこと」だけだろう?」
    とか言い出して、耳とか削ごうとしそうって思いました……:;(∩´﹏`∩);:
  • ゆえちゃん

    おお、これはご丁寧にありがとう(*^_^*)!

    なるほど、そういう経緯なのね。
    でも、結果的に良いインパクとかな、と思ってます。

    「モズモズゥ? なんだろう、それ」ってまず、私はおもったもの!
  • 『異端審問官 ディーン&リンゼイ』

    司祭「ふはははは、ならばこの娘の耳を削ぎ落すことを、考えてやらんでも良いぞ』(CV伊武雅刀)

    ディーン「くっ!」
    リンゼイ「ディーン、だいじょうぶだ。耳なんかふたつしかない」
    生贄の少女「う゛ーーーーー!」

                   つづく
  • 榮守さん

    「ないぞ」だ( ゚Д゚)!!

    おお、ありがとうございます! ちょっと、訂正に行ってきます!
  • 斬太さん

    司祭の声がしぶい(笑) 
    しかも、めっちゃ反響しそうですよ。地下で、この人の声( ゚Д゚)!!
    もうだめだ……。私の脳内補正で、司祭の顔が伊武雅刀に……

    そして、リンゼイ、相変わらず鬼(笑)
  • 榮守さん

    気になったら、そのときおっしゃってーーー( ゚Д゚)!!

    ってか、誤字脱字と一緒で、こういうのって自分じゃわかりにくいので(^◇^;)
    嫌、どころか、もう、放置プレイの方が赤っ恥ですよ。
    ものっすごい助かりますm(__)m
  • 武州青嵐様、この度は拙作に星とレビューと応援コメントをありがとうございました。

    その昔、ムーで武術家達の特集がありました。
    なぜオカルト雑誌で武術家を?
    それは武術を極めた人達は、どうも強烈な悟りの体験やちょっとした超能力があるとの理由からのようです。
    ライバル誌のトワイライト・ゾーンも巻末特集に合気道開祖・植芝盛平を取り上げていました。
    この方は大本教の信者ということもあるのですが、面白エピソード満載でした。
    ある日、湯川という弟子が大きな岩を持ち上げ運ぼうと四苦八苦していたら、たまたま植芝がそれを見て「湯川! 言霊を使え! ウーーだ!」と助言。
    湯川は素直に「ウーー!」と声を出したら岩が持ち上がったそうな。

    大本教教祖・出口王仁三郎といっしょにモンゴルに行った時、光のツブテが襲ってきたのでそれを避けたら銃弾を避けることが出来た、とか。
    地図のある一点を指差し「ここに温泉が出る」と言い当てたり。
    弟子の塩田剛三はオカルト否定派なので、師匠の化けの皮を剥がそうとするのですがその目論見はいつも外れたり。

    最終的には黄金体となり宇宙と一体になり、小鳥の鳴き声の意味がわかった、と言っていたそうです。
    ここまで行くとぶっ飛びすぎて痛快でもあります。

    そもそも東洋医学にしてもオカルト全開ですが、徐々にオカルト成分を排除してきました。
    しかし、未だに全て捨てきれません。
    そこが東洋医学の魅力だとは思うのですが。

    こういった事をエッセイで取り上げようと初めは思っていたのですが……。
    今は開店休業中です。
    もっと精進して面白いエッセイを投稿していこうかな、と思いました。
    どうか長い目で見てくださいませ。

    長々とすみません。
    失礼します。
  • 波里久さん

    ご丁寧にありがとうございますm(__)m

    というか、合気道の開祖、すごい( ゚Д゚)!!
    何この人! 弟子とのかけ合いとか見てみたい気がします(笑)

    東洋医学は確かにオカルトというか……。
    現代では解明できないけど、「なんか、効くんだよ」というのがありますよね。このあたり、人体実験とかしてそうで怖いのですが(^◇^;)

    エッセイ、楽しませて頂きました! こちらこそ、ありがとうございます!
  • では勝手ながらリクエストにお応えして。
    開祖と弟子のかけ合いを。
    1・出会い編
    背は小さいが柔道が強くて少々天狗になっていた塩田剛三はある人の紹介で合気道の道場に連れて行かれる。
    そこでは塩田よりさらに小さい老人が若い弟子たちを投げまくっていた。実はこの老人こそ合気道開祖・植芝盛平である。

    「へっ! こんなインチキを見せるためにこの俺を連れてきやがって」
    不平不満を隠そうともしない塩田。
    「そこの君、柔道をやっているそうだね。。見てるばかりじゃ退屈だろう。ワシにかかってきなさい。どんな手を使ってもいい」
    植芝が塩田に言った。

    <ジジイが、ナメやがって。俺が柔道をやっているのはバレているからここは意表をついて蹴っ飛ばしてやろう>
    そう思って蹴りを放った瞬間、塩田の体は宙を舞っていた。
    その後、すぐに弟子入りした塩田であった。

    2・知らせてくれる存在編
    とにかく塩田は弟子の中でも跳ねっ返りでどう仕様もない。
    植芝が神道の祝詞を唱えていると「ハァ~、チョイナチョイナ」とやって怒られてしまう始末。
    しかし、植芝はそんな塩田をかわいがった。

    「ワシにスキがあったらいつでもこの頭をはたいてかまわん」
    普通はそう言われても本気にしないが、塩田は違った。
    ある時、二人で新幹線に乗った時、植芝はついつい眠ってしまった。
    これはチャンス。
    塩田が頭をはたこうとすると熟睡していたはずの植芝の眼がカッと見開いた。
    「今な、神さんがワシに教えてくれた。塩田がはたくぞって」
    これ以降、塩田は師の頭をはたく真似はしなくなった。

    3・鳥撃ち名人の鉄砲vs植芝盛平
    その日、軍事教練場では兵隊たちが鉄砲を構え、遠くの植芝盛平に狙いを定めていた。
    見学を許された塩田剛三も内心はヒヤヒヤしていた。
    <だから鉄砲の弾なんて避けられるわけないのに。今から謝れば許してくれるかも>
    しかし塩田の思いも通じず、号令とともに鉄砲が一斉に火を吹いた。
    その直後に兵隊の一人がいつの間にか近づいた植芝によって投げられていた。
    結局、植芝が鉄砲の弾を避けられるのが事実だと証明されたのだった。

    塩田は師の植芝に駆け寄って、
    「いやあ、とっても面白かったです。もう一回くらい今のを見たいもんですなあ」
    と感心して言った。
    「バカモンっ!! あれは寿命が短くなるのと引き換えにやっているから成功するのだ! 二度とは見せん!」

    この出来事を目の当たりにした塩田は、よせばいいのに他の人達に言いまくった。
    塩田の趣味の一つとしては狩猟が挙げられる。
    塩田の狩猟仲間に鳥撃ちの名人がいた。
    飛んでいる鳥の頭部を正確に確実に狙って撃つので、その実力は半端じゃない。
    塩田は名人に例の出来事を話した。
    「嘘だ。オラの鉄砲を避けられる人間などいるはずあるめえよ」
    名人が言った。
    「いや、本当だって。そうだ、今度ウチの師匠を実際に撃ってみなよ」
    塩田も負けずに言い返した。

    その後、名人は鉄砲の狙いを遠くの植芝盛平に狙いをつけていた。
    名人と静かに対峙する植芝。

    実際に人に向かって鉄砲を撃とうとするのもおかしいが、それを受ける植芝も植芝である。
    一番の原因は塩田に違いない。

    しばらく向き合っていた二人。
    突然、植芝が叫ぶ。
    「待った! あんたの弾は必ず当たる。普通の人は『当てよう、当てよう』と思ってしまうが、あんたの場合はすでに当たったものとして引き金を引こうとしている。いや、あんたこそ名人。大したもんだ」
    名人にそう言うと植芝は去っていった。
    鳥撃ちの名人も合気道開祖に名人認定され、喜んだという。


    すでに願いは叶ったものとして行動しろ、という教えは昨今のスピリチュアル系引き寄せにも通じる考えで興味深いです。

    すっごく長くなってしまい恐縮です。
    昨日に引き続き大変失礼いたしました。









  • いやもう、ものっすごい楽しませてもらいました( ゚Д゚)!!

    波里久さん!!

    え。なにこれ!! この師弟、すごいですね(笑)!!

    思うに、ここまで「くそう。師匠に絶対、いっぱい喰らわせてやる」と狙い続ける弟子もすごいし、「そうはいくか……っ」と戦う師匠もすごい……(^◇^;)

    知人に、有名な禅寺に入った僧侶がいるんですが……。

    「そもさん」「せっぱ」という禅問答で、「……無言で殴ってやる」と思っていたそうです。
    (なんか過去にそういう事例があるそうで:(^_^; )

    で。実際に、殴りかかった途端、がっちり押さえ込まれたらしく。

    「お前は、絶対そうすると思った( ゚Д゚)!!」と(笑)

    ちなみに、この知人僧侶。空手の日本代表で、海外遠征に行った人です。
    押さえ込んだ老師、結構なお年だったんですが……。

    師弟って、いいですね(笑) おもしろいです!
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