(1つ前の『近況ノート』の 私と狐の会話訳)
私 「狐ー。君の登場シーンを少し変更したよ」
狐 「だめじゃないか。いったい、どんなつもりでそのようなことをしたんだい?」
私 「そんなに勢いよく言うことないじゃない。本当に腹が立つわね」
狐 「お口がすぎるぞ、青嵐。昔は大人っぽくなったなぁ、と思っていたのに。やれやれだ」
私 「まぁ、なんてことをいうのかしら。今でも大人っぽく美人なのに。ぷんぷん。だいたい、読み直してから発言をしてほしいわ」
狐 「(読み直す)なぁんだ。問題ないじゃないか」
私 「だから言ったのに。狐汁にするわよ」
狐 「これだけのために僕を呼んだのかい? 稲荷寿司を食べ過ぎて、満腹でうごけないところだったのに。ああ、とんだ迷惑だよ」
こんなもんでしょうか! 以下、単語を紹介。
ばりごうわく=大変、腹が立つ。『業が沸く』に、「とっても」の意味の「ばり」がくっついてます。これ、本当に通じないですね(笑)
おせらしなった
=おもに、久しぶりに会った女の子に言います。「可愛くなったなぁ」とか、「大人っぽくなったなぁ」というニュアンスで……。十代後半ぐらいの女の子につかいますかね。20代前半でも、ぎりぎり……?
従って、この言葉はもう、私には本来使えない言葉ですね……(遠い目)
こん、だぼがっ=この、アホ、ってところですかね。これ、文字だからアレだけど、発音、すごいんですよ(笑)吐き捨てるように言います。
べっちょない=問題ない。確かコレ、『金・瞳』の本文で狐が言ってますね。
ずつのう=満足した、とか、満腹、とか
……書きながら思い出しました。
知り合いのボランティアさんが、小学校で「播州弁講座」をしてました。
まさか、あのひと、小学生に、「こん、だぼがっ」とか教えてないでしょうね。
(教室風景)
「リピートアフタミー、『こん、だぼがっ』!」
「こん、だぼがっ!」
…… えらい風景だ……。
皆様、おつきあい下さりありがとうございました!