• 現代ドラマ

12月10日

はいこんばんは。結構これでも気を付けてるんです。なのに忘れちゃうのはなんでなんでしょうか…
毎日ちょくちょく書いてるんだから、その時に書けばいいのに。

どうせ言うだけで実行しないのでこの話は置いといて、今日の出来事でもお話しましょうか。

今日も今日とて正義とお出かけです。やっぱりなんでしょうね。安定感があるというか。とても荒んだ平日の疲れも癒えます。
正義も残業はあったりしたのでお互いお疲れ。かるーくご飯でも食べに行こうと約束してたのでした。

「なあ、刺身…食べたくないか?」
「分かる…なんか、食べたいよね。」

なんの共通か分かりませんが、すっごい食べたくなってきました。お刺身。……これが事件の始まりです。

「ま、海のある方向に走ってたら新鮮な物食えるだろ。」
「うん。そうしよう。」

なんでもいいやって気持ち半分、正義と二人の時間が増える喜び半分で車は海側へと発進。カーナビに行先も入れずに、走る走る。

……走る走る。

「せ、正義……流石にお腹減ったよ…」
「俺もだ…けど、せっかく食べに走ってるのに…」
「そ、それもそうだね…あ、正義。あのねあのね…」

…………走る走る。

「……お昼と言うより…もう、間食、みたいな…」
「流石になんか口に入れた方がいい気がしてきた…」
「あ、飴なら…あるよ。」
「…今はこれで我慢だ。我慢した分、絶対美味しいものが食べられる。きっとそうだ。うん。」
「そうだね!……よし。」

…………走…らない。

「…夜だね。」
「そろそろ戻らねぇとな…高速使うか…」

気付けば県境越えてもう1つ超えそうな勢い。しかも海沿い走ってるのに…流石にオーシャンビューもずっと見ていたら飽きます。

「退屈だろ、寝ててもいいぞ?」
「ううん、まだお話してたいから…えーっと…」
「もうあらかた話したろ。悪いな、計画性が無くて…」
「気にしてないよ、どこかの道の駅で美味しいもの食べよ?」

少し重い空気。責任を感じているのか正義も少し萎れています。そんな時、奇跡が。

「…魚の駅…正義、もしかしたらあるんじゃない…?」
「かもな…!」

やっとボクらの空気が少し持ち上がります。そして、入ると…

「海の匂い…っ!」
「海鮮丼だってよ!刺身もあるはずだ…!」

もう降りた瞬間の開放感といい匂い。あのボクがお腹を鳴らすほど。

「正義、沢山食べようね…!」
「ああ。我慢した分、沢山な!」

もうすっごい美味しかったです。正義なんか全部のメニュー食べちゃうんじゃないかと思うほど頼みました。お土産もばっちり。

とりあえず我慢したら美味しいんです。これホント。
なんやかんやありましたが、ボクも沢山話せましたし、美味しいもの食べれたし、正義も両親も喜んでいたし…素敵な1日でした!

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