すみません。…もう聞き飽きましたかね?ボクも言い飽きました。
なんで忘れちゃうのかなぁ…?
さて、昨日もお話出せてないので今日は長めに書く予定です。予定なので短く終わるかもですが。
皆様、最新話まで読んでくださってる人に焦点を置いて話しますが、いかがでしょうか。イライラもやもやしてる方、それが普通です。まあそれぐらい無気力無表情無感情無関心な無い無い尽くしのボクですが、今は普通に話せる訳です。
まあ完全に…とは言えませんが、ぼそぼそ喋る位なら何とか…といったところ。正義の前では前のように普通に話せます。でもまあ、話してると時々思うのです。もしボクが昔のように戻ってしまったら正義はどうしてくれるんだろう…と。
誰よりも心配してくれて、誰よりもボクの為に身を削ってくれた正義。いくつかある重要な点の1人です。ボクがどんどん話せるように、感情が出るようになる度に一番喜んでくれました。でも、それはボクの記憶にあるだけ。どんな思いでそれを見て、聞いていたのかは分からないのです。なので……
「佳乃、お疲れ。…帰るか?」
「……ん。」
ちょっと実験です。正義には悪いですが、ちょっとだけ。
「よっぽど疲れてるんだな。ま、今忙しそうだもんな。」
「……」
無表情、無表情。これが中々難しいのです。だって心配してくれている正義を無碍にするようなもんですし。
「おいおい、大丈夫か?まだ月曜だぞ?」
「ん。」
"大丈夫"
「………」
正義が黙ってしまいました。明らかに真剣に考えてます。……ネタばらしした方がいいやつかな。
正義の手がこちらに伸びます。頭を撫でられたら、どうすればいいんだっけ。小さく揺れる?とか?
「…あっ、やめっ!」
「やっぱり演技か…心臓に悪いからやめてくれよな。」
頭に伸びている手は急に向きを変えて脇腹に。流石に耐えられません。
「…ちょっとだけ確かめてみたかったんだよ。」
「なにを?」
「正義って、ボクが何も返さなかった時どんな思いでボクを見てたのかなーって。」
「そんなの、今も昔も変わんねぇよ。佳乃は佳乃だ。佳乃らしくさせてやるにはどうすればいいのか考えてただけだ。」
「ボクらしく、ね。」
「今の佳乃は生き生きしてる。こんな悪戯が出来るぐらいには、な。」
正義の方が数枚上手でした。結局答えははぐらかされてしまいましたが、嘘は言ってないはず。嫌な思いもいい思いも全てはボクの為にしてくれていたのだと思うとやはりこの親友を越える人は居ないと思わせてくれます。
…ダメだ、いい事(のように言葉を並べるだけ)書きたいのですが、頭が回らないや…疲れてるのは確かです。
……月曜日なのに?