• 現代ドラマ

9月27日

ごめんなさい、自分を責めるのに精一杯でした。責めてもボクは変わらないと気付くまで時間かかっちゃいました。

結論から言うと、失敗ですらありません。また、逃げたのです。いや、告白から逃げたというより、勝負に逃げたのだと思います。

本当に気を使ってくれてて、正義はボクの体調を気にしながら色々してくれました。されたらされるほど、ボクの想いは強くなりますが、やはり不安も同じぐらい出ます。

夜の夜まで、ボクを楽しませようとしてくれていたのでしょう。本当に練られたプラン。ボクには勿体ないぐらい。そして、もう帰ろうと正義が声をかけます。
もう、終わりだったのです。ボクに残された時間はもう、少しだけ。ここを逃したらまた長い時間かけてこないと動けなくなる。ボクは、正義に少しだけ時間が欲しいとお願いしました。心臓は破裂しそうでした。

本当に長い時間をかけて出てきたのは正義への感謝の言葉。それと、「これからも一緒にいて欲しい」という言葉。…普通なら、相手も汲み取ってくれるかもしれない言葉。だけど、ボクたちの関係では言葉としては弱すぎました。

正義が鈍いのもありますが、それ以上にボク達、ここまで一緒にやってきた仲です。きっと親友なんて言葉じゃ表せないほど近くで支え合ってきたのです。そんなの、一緒にいるなんてこと。当たり前じゃないですか。結局、ボクはその場で足踏みしただけ。

もちろん正義の返事は、「当たり前だ、ずっと傍にいる。」…それしかないですし。

ダメだ、もっと直接の言葉で表さなきゃ。正義だって、ボクの気持ちを無碍にするような言い方はしない、はず。分かってる、分かってるのに。

ずるずると歳だけか重なっていきそうです。このままじゃ。でも、LINEで出すようじゃダメだとも思ってます。絶対に直接言うんです。

正義だって早くしないと綺麗な女の人が出来てもおかしくありません。焦っちゃダメですが、待っててもダメ。

今だけ、昔みたいに思ったまま表現出来たらいいのに。

…明日からは通常通り頑張ります。気持ちを切り替えていきます。数日空いちゃってごめんなさい。

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