こんにちは。4月ももう5日目です。早いもんですね…
今日出したのはエピローグ。一応ボクが体験した前置きの終わりです。本編はこれから始まりますので、とりあえずひと段落ぐらいに思って貰えたらと思います。
今日は声が出なくて恥ずかしい思いをしました。声が出なくなってからというのも、買い物に行く時には誰かと行く事が多くなり、一人で行くとしても予め説明してあるお店に行くのです。
でも今日はどうしても急用でコンビニに一人で行く事に。目当ての物を買って、さっさと帰る………
そうすればいいというのに、店頭にあるおでんが食べたくなったのです。この時期におでんですよ?絶対面白いじゃないですか。
ワクワクウキウキなボクは店頭で物を置きますが、伝える方法がありません。あたふたするのですが、店員さんも何故目の前のちびっこがあたふたしてるか分かりません。
ボクが急用で要る事になったのは、メモ帳。今は少し進歩してて、取り敢えず何かに書いてなら誰かに伝える事が出来ます。しかしそのメモ帳は未精算。
勝手に書く訳にもいかず、1度買って、買った瞬間にレジから退くことなく何か書き始めるちびっこ。
人は並んでいませんが、います。早くしなきゃと急いで書きます。
「おでん下さい」
するとある程度理解してくれたのか、店員さんが優しい目付きになって、ボクがオーダーするのを待っててくれます。かきかき…かきかき…
体が大きくなった訳では無いので、食べる量もほぼ変わりません。軽く3品ほどだけチョイスします。
知らない人に何か伝える時は、ササッと書けません。大体ですが、習字ぐらいのスピードだと思ってくれたらいいです。
出来た!店員さんに見せます。大きく頷いて、掬い始める店員さん。ひと仕事終えた気持ちです。そわそわと周りを見ると……それはもう長蛇の列が出来てました。
やってしまったとパニックを起こしそうになってると、誰も責めたような目はしていません。どこか微笑んでるような、優しい目で。
目の前に視線を戻すとレジ横に小さくテロップが。
「お客様が頑張って文字を書いております。もうしばらくお待ちくださいませ」
店員さんが書いてくれたようです。おでんを受け取り、小走りでコンビニを出ます。
ふと振り返ってみると、お客さんも店員さんも手を振ってくれていて。
暖かくて、ちょっと恥ずかしいような。
そんな体験をしました。
ボク以外に頑張ってる人を見かけたら、頑張れって心の中で応援してください。…とても頑張れます。
めちゃくちゃ長くなりました、とりあえず伝えたいのはエピローグだよってことだけなのです。