作者より読者の皆様へ
読者の皆さま『僕がプロデュースする4人の軽音女子』を最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。読者の皆様がいてくれたからこそ、本作は完結を迎えることができました。深く感謝し、ここにお礼を述べさせて頂きます。
本作は2017年3月1日に第1話を他サイトに掲載しました。その約1カ月後、4月3日にカクヨムでも連載を開始しました。カクヨムでの追っかけ連載が他サイトの更新に追いつくなり、同一のペースを保ち、途中他サイトでは作品を落としましたが、カクヨムではこの日まで更新してきました。
カクヨムでの投稿は2年7カ月という長い期間に及び、本作は私の中でも自己最長となる巨編になりました。
裏話ですが、書き溜め原稿はかなり先を行っていたので更新に影響はなかったものの、実はスランプでエタりそうになった時が2回あります。
1回目は一年生編『第十四楽曲 反省』を書いている時です。クラウディソニックの過去が明かされる直前のエピソードです。全くまとまらず、書いては捨てた原稿もありました。結局約1カ月筆が止まりました。
2回目は三年生編『第四十九楽曲 飛躍』です。直前の『第四十八楽曲 自覚』を書いてから直後の『第五十楽曲 主催』に取り掛かるまで1カ月半ほどかかりました。他作をコンテストに出すという都合もあり、それが終われば書けるだろうと高を括っていたのですが、結局こちらもその後全くまとまりませんでした。
この2度のスランプに共通するのはなんと言っても鬱展開です。もう、書くのが億劫で、億劫で。鬱展開の難しさを痛感しました。1回目こそガッツリ書きましたが、2回目は同一題材での鬱だったので、ちょっとくどいなと思ってできるだけ短くしたつもりです。
こんな苦労もありましたが、この自己最長で最大の巨編を完結させたことは私の財産となりました。ご意見もたくさん頂くことができ、凄く勉強になりました。終わってみてやはり一番思うのは、読者の皆様への感謝と、作品とキャラへの愛着です。
執筆はまだまだ何かと勉強中の私ですが、作品は1冊分と言われる10万文字作品を中心に多く掲載しております。そちらにも興味を持っていただけると嬉しいです。今後とも大和がプロデュースした4人の軽音女子のことを忘れず、私の作品もどうぞよろしくお願いいたします。
読者の皆様には重ね重ねお礼申し上げます。本当にありがとうございました。