カクヨムの主流読者層がどこに設定されるのか、そこが興味の焦点だったけど、どうやらSFジャンルとファンタジーで10歳の差がありそうな気がしてきたな。そして、優位なのは圧倒的にSF。
SFの上位層はテンプレとは無縁っぽいラインナップで、ほぼ市販の、本屋の棚の様相であるのに対し、ファンタジーは完全になろうテンプレだ。
カクヨム大賞の総評をみてると、どうやら「Web連載で面白いこと」を強調したいようだから、これは現状、ココが引きつけている読者層と運営の方針が乖離している事を示している。
図書館が盛況である、という事実を運営とかカドカワさんはどう受け止めているのだろうかと思ってしまうなぁ。
中年以降の一般読者からみたら、なろうは子供の場所、子供の作品で、自分たちの居場所じゃないという偏見があり、カクヨムのSFは彼らに相応しい大人の作品が多いと思われている、という結果だろうと思うんだけど。
なんにせよ、横浜駅のお陰だな。
カクヨムSFは、カクヨムのファンタジーと同じ感覚で書いたら大敗を喫するだろう。読者層が完全に別になっているように思える。
私も一般向けの文芸を目指しているので、カクヨムではSF一択の活動だな。うん。