タイトルの通りです。20年ぶりくらいです。直後にこのノート書いてます。
ホテルの部屋の各ベッドにですね、枕が3つずつ置かれてたわけですよ。種類が違うの3つずつ。
で、子供たちが聞いてくるわけですね。「3つもあるけどどうしたらいいんだ」と。
正解は「好きにせえ」なんですけどね。
おのおの好きなの、自分に合う枕使ってねってことなんですから。
ところがそのまま正解言うのも悔しいのでウソ教えたんです。
「ホテルマスターのパパが真実を教えたる」
なんつって。
どうしたかっていうと、仰向けの頭の下に普通に枕を一個。そして残り2個を首の左右に置いて頭の位置をロック。
これがハリウッドスタイル。シャロン・ストーンとかもこうしてる。
そう伝えながら実際にやってみせると、
「ほえー。さすがホテルマスター」
とか言って感心してるわけですよ。
ふふふ、うちの子アホの子。
で、うっかりそのままハリウッドスタイルで寝てしまって、金縛りにあって、叫んでいるところをヨメに起こされての今です。
金縛り中、誰かが部屋に侵入しようとしてる気配を感じたんですね。
ところが身体、動かないんですよ。
そりゃそうだ。首をハリウッドスタイルで固定されてるんですから。
で、代わりに叫ぶわけです。不審者の侵入を、同じ部屋で寝てる家族に知らせるために。
「おい!おーい!」と。
そこでヨメに叩き起こされたのですが、なぜかぼくは「フォーイ!フォーイ!」と楽しそうに叫んでいたそうです。なにそれ怖い。
もうグッタリですよ。
