1人の傲慢皇女が世知辛い世の中をどう生きるか、気になりませんか?

ディルティアールのドバルシー宮殿にはあるお嬢様がいた。
お嬢様はディルティアールの女王、最高権力者だったのだ。
しかしそのお嬢様には欠点があった。

「違うわよ! そうじゃない! 何回言ったらわかるの!」

「こんなことも出来ないの!?」

「今から毎日100個いちご飴を私に捧げなさい!」

そう。彼女は⦅傲慢⦆なのだ。傲慢な上に自分勝手。話し合いもせずに勝手に法律を決めたりなど、とても女王になれる器ではないお嬢様だった。
そんなお嬢様に国民も配下もうんざりしていた。

もちろんそんな傲慢皇女を放っておく訳には行かないとある1人の研究者が動き出す。

「お嬢様……あなたには少し別の世界に行ってもらいます。そして実感してください。我々の思いを」

「い! いやぁ! やめなさいよ! いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

目を覚ますとそこは
「何あれ……どういうこと……ここは何処!?」
傲慢皇女は知らない、見たこともない世界に転移していた。

※残酷描写は1話だけの予定です



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