プロットを作り、ト書きを切り、描写を盛る。ある程度のかたちが見えてきたところで、さぁいよいよだと演出に入っていくわけですが、そういうときにこんにちはしてくるのがロジックエラー。演出を優先するとロジック度外視で面白くて盛り上がる内容にしたくなってくるので、書いてるうちに設定が狂ってくるのだ。しかし既に十万字のプロットを書き溜めているわけで、序盤ならまだしも、演出上の設定変更が終盤に必要になると、これがもう地獄、修正地獄である。序盤のほうはすでに演出まで済んだ完成稿なのであるから、自分でも文の詳細を覚えておらず、一から読み直して修正しなければならない。はっきり言って、最近は「修正！修正！修正！」という感じでまったく前に進んでいない。勘弁してくれ！過去の私、設定はちゃんと練ってから未来に投げろ！（いや練ったんだけどね、演出が先走ってね、止められないのよ）