• 詩・童話・その他
  • 現代ファンタジー

物語が始まらない『金縛り』

身体が・・・・・・動かない。

起き上がりたい。
手、駄目だ。指すら動かない。
だったら足の反動で・・・・・・無理だ。力が入らない。

自分の身体じゃ無いみたいだ。

これが・・・・・・これが、金縛り!

目覚めている感覚はある。
夢ではなく現実だ。ただ身体に力を入れることができない。

これが世に聞く金縛りか。
というこは、目を開ければ幽霊が迫ってきて・・・・・・怖い!

くそっ!こうなったら、絶対に、絶対に!
目を開けるもんか!!!


あの後、私は眠ってしまったらしい。
翌朝はいつもより少し早い目覚めだったとさ。

めでたしめでたし
(作者実話の為、オチもなにも無い話)

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する