• 現代ドラマ

短編小説『罪』の作者談

『罪』本編のネタバレを含みますので、先にそちらを読んでください。

物語に登場する森永先生は、"僕"と対比として描いています。「仲良くしてあげましょう。」という発言に新任らしい配慮のなさを表現しています。偽善を迷惑だと捉える人間もいるということを知らずに大人になってしまった代表が森永先生です。こう言った思考プロセスは大人になってから変えるのは難しい。
一方で"僕"は自分の行為への反省を通して、独善的思想の危険性に気づいたことでしょう。

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