仕事の忙しさにかまけてヨム少々、カク少々のすまげんです。
今書いている長編の
聖女のスカートの中には、祈りよりも重い鉄がある 〜死した老兵の亡霊撃ち(ゴースト・スナイプ)〜
https://kakuyomu.jp/works/822139842816571155
ですが、予約投稿がいつの間にか全部終わっていて、更新が途切れていますが、今日から再開したいと思います。
舞台は帝国南部の工業都市、鉄肺(アイアン・ラング)。
煙突が空を塞ぎ、昼でも太陽が見えない街です。
交差点に浮かぶ巨大な映像の中で、ひとりの英雄が演説しています。
ヴォルフガング・シュタイン准将。帝国のために死んだ、救国の英雄。
聖女セレスティアの中身は、その本人です。
ただし彼は准将になった覚えもなければ、あの日、あんな言葉を叫んだ覚えもありません。
放送を見ながら、ひとりだけ本気で泣いている老工員。
彼の語る戦場は、放送とほんの少しだけ食い違っていました。
嘘で塗り固められた街で、聖女一行は何を知り、何を壊すのか。
そしてこの章で、主人公はこれまでで一番「聖女らしくない」顔を見せます。
煤と鉄の匂いの第4章、よろしくお付き合いください。