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ボートを繋ぐ木の杭を隠すように小石積み上げることで、賽の河原の鬼に一矢報いる裏技

職場の人が大腸がんの検診を受けたと言う事で、その話を聞いたが驚いた。
まず、金がかかると言うから度肝を抜かれましたよ。それも十万近くだそうです。人の心はないのか。

しかも、その検査のやり方といえば、肛門から直接カメラ(GoProではない)を入れて、中を見るというオオクワガタを捕まえる方法と同じだという。なんか、そこら辺の変態にでもやらせれば、無料で、むしろ入れられる側が金を貰って出来そうな検査なのに、医師免許を持っている人間しかできないという独裁国家っぷり。前述したオオクワガタ名人じゃダメなのかね。

で、もちろんお尻からカメラを入れたらとっても痛いわけです。しかも、その前から腸の中を空にするために下剤を飲んで、下痢のナイアガラ状態だという。
そんで、もしガンになりそうなポリープが見つかれば、その場で取ってくれるそうだが、その金額が一個のポリープにつき三万円だというから驚き。ムヒ塗っときゃ治るだろ、そんなもん。それを金払って取るなんて、お布施じゃないか、もう。

本当、宗教とかお寺とか病院には甘いんだから、この国は。

ここまで来たら最悪なのは、金取られて、下剤飲まされて、尻からカメラ入れられて、悶絶した挙句に「何にも見つかりませんでした」なんて言われた日にゃ、むしろ今までの苦行が全部無駄だった気すらしてしまいます。
ここまでやったなら、何かしら見つかってくれなきゃ、金払った身からしたら大損ですよ。まず、金が損。そして、下剤飲んだのも損。尻からカメラ入れられたのも損。

だって、何もないんだもの。

オオクワガタいない木の穴を一晩中覗いてたようなものですよ。その木に樹液まで塗ったらバカ丸出しみたいな話ですからね。
そりゃ、医者の頭の一つも引っ叩いて「もう一度、探してこいよ」ってまたケツにカメラ入れて貰わないと割に合わないよ。
ここまで来たら引くに引けない、なんかガンの一つでも見つかってくれないと家に帰れないって気にさえなってしまいます。家に帰って家族になんて説明するんだ。十万ドブに捨てて来ましたとは言えませんよ。

本当、大腸がん検診なんて受けるくらいなら、死んだ方がマシなのかもしれません。なんつって。


数字のコーナー(いろんな数字の説明をしていくよ。目指せ、数字博士!)

37 → 多分、一生で一度も使うことはないであろうってくらい地味な数字。

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