皆様方に書籍化のご報告させていただきます。
この度、
『【書籍化決定】悪役令嬢に転生したけど、婚約破棄には興味ありません! ~学園生活を満喫するのに忙しいです~』
https://kakuyomu.jp/my/works/16816927863351505814旧題『悪役令嬢に転生してしまいましたが、前世で出来なかった学園生活を満喫することに忙しいので何もしません』
書籍化決定いたしました。
これもここまで応援して頂いた皆様のおかげです。厚く厚く御礼申し上げます。
私のことを少し書かせてもらうと、本格的になろうデビューはコロナ禍の時です。
小学生の時から自分で考えた小説を色々書いていました。出来たら5日小説家になりたいと思っていました。
その時に書いたものが段ボール箱一箱以上ありますが、家族に捨てろと言われても捨てられませんでした。
学生時代は東京で大学の文章作成講座や松竹のシナリオ作成講座にも通っていましたが、中々芽が出ませんでした。
携帯小説が流行った時には某サイトに投稿していましたが、全然人気も出ませんでした。まあ、才能がないと諦めていました。
そんな時です。コロナ禍が始まって会社が営業禁止になったのは。やることがなくて、外に出るのは怖いし、WEB会議と食事とほとんど家の中にいました。でもそんなのが体に良い訳はなくて、トイレに行くと汚い話ですが、いきなり血便が出てお先真っ暗になりました。
「人生終わった、絶対に大腸がんだ」頭が真っ白になりました。
コロナにかかったらどうしようとおっかなびっくりしながら医者に行って(当時は医者に行くのも命がけの気分でした)人生で初めて大腸カメラを入れました。
先生の「きれいなもんだよ」の一言に生き返った記憶があります。
これではいけない。
人生一度、小説でももう一度書いてみようと、小説家になろう、アルファポリス、カクヨムに投稿し始めたのです。
それが『皇太子に婚約破棄されましたーでもただでは済ませません!』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054917566155です。
そして、これはある程度人気の出た、まあ、他の人に比べればまだまだなんですが、私にしては出た作品でした。
でも、書籍化になるにはまだまだ人気の足りない作品でした。
しかし、今回は諦めませんでした。
毎日必死に小説を書いていきました。
そして、少し経って新しい小説も書き出して、なんとかちょくちょくランキングに少しは入るようになったときでした。
小学校からの親友が膵臓がんにかかっていることがわかったんです。
私にとって一番親しい友達でした。
親友は賢明に病気と戦っていました。
でも、病状は一進一退みたいで、でも、正月に会ったときはまだ元気にしていたんです。
その春に亡くなったって聞いた時に唖然としました。
言葉が出ませんでした。
その亡骸に絶対に書籍化すると私は誓ったんです。
そんな時に書き出したのがこの書籍化作品です。
初めての異世界転生もので、これは人気が出ました。
ランキングにも堂々と入り、この度アルファポリスさんからお話頂いてお受けしました。私の子供の頃からの夢が叶った一瞬でした。
6月下旬にレジーナブックスから発売予定です。
私事を長々と書いてすみません。
ここまで来れたのは全てこの話を読んで頂けた読者様のおかげです。
本当にありがとうございました。
出来たら本を手に取っていただければ幸いです。
ただ、心苦しいのですが、規約上書籍化になる第一部の部分は取り下げないし、差し替えさせて頂きます。
ここまで応援頂いて本当にありがとうございました。
今後とも応援いただければ幸いです。