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AIイラスト ヴォルフ

『呼び水の魔王』の登場人物。
ヴァルター領主――ヘクトル・ヴァルターの懐刀。
特殊遊撃部隊『黒狼遊撃隊』の隊長を務める『獣族』『狼』。

かつてはあらゆる国や領地を渡り歩く山賊の頭目だったが、拠点にやって来たヘクトルにボコボコにされて彼の部下になった。
生まれながらに『深度』が深く、『獣族』の中でも最強クラスの能力者であり、【理を喰らう獣】という異名から、一部の国や地域では指名手配されているほど。
実力も折り紙付きで、部隊の面子は実力も一流の者たちばかりだが、ソレを正面から実力で押さえつけている。

部下たちも圧倒的なヴォルフの実力に尊敬しており、彼が隊長故に部隊は形を成していると言っても過言ではない。
山賊時代に討伐に来た当時の王都騎士のカムイと死闘を繰り広げた事で、他の部下の中でも特に深いつながりがある。(現在カムイは副隊長)
ヘクトルの娘であるマリーの名付け親。レヴナントとどっちにするかを競り、ヴォルフの名が採用された。(レヴナントはブサイと名付けようとしていた)
誤解されがちだが、実は戦士タイプではなく魔術師である。

※一言
かっこよくて最強で隊長な黒狼のヴォルフです。
彼の初登場はジン編で、ヘクトルとの会見時ですね。国境から数人の部下と共に夜通し走っても息一つ乱れない程の体力と身体能力を持っています。
生まれつき、深度が深い獣顔。その経緯から両親から捨てられて、やさぐれて、山賊へ。
女、子供は殺さない事を心情に、それ以外なら何でもやってきました。派遣される討伐隊や、ギルドの冒険者などを軒並み返り討ちにし、その戦闘スタイルから【理を喰らう獣】と呼ばれるように。
見た目から腕っぷしは強く、肉弾戦だけでも並みの戦士では相手になりません。しかし、彼の本質は魔術師であり、魔法を駆使した戦闘スタイルこそが本懐です。その威力は『砲撃』と比喩されるほどに強力な代物。
カムイとはかつては敵同士だったが、なんやかんやでお互いを認めて和解。後に、ヘクトルにボコられて『黒狼遊撃隊』を立ち上げ、カムイをスカウトして、各地で人員を集めました。
個人の戦闘力はもちろん、統率力や山賊時代の経験による戦略も並みではなく作中ではトップ5に入る実力者。
唯一、ナルコにだけは頭が上がらない。

本編↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891105932

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