おはようございます。すごい雨と風ですが台風でも来てるのかな?
そんなことはどうでもいいとして、フォロワーさんから熱くオススメされていた海外ドラマ『ゲームオブスローンズ』(以下GOT)を今朝ですべて観終わったので、気持ちが熱いうちに感想をまとめておきたいと思います。
<<ご注意とご案内>>
シリーズ最終話までのネタバレがあります。視聴中や視聴予定のある方はご注意ください。もしネタバレなしでどんな話なのか知りたいという方は、凛々サイさまがご自身のノート(
https://kakuyomu.jp/users/ririsai/news/16817330647910497256)でとてもわかりやすい世界観説明をして下さっているのでそちらをご覧ください。絶対観たくなるぞ!
でもこの所感だけは未視聴の方にもお伝えしたい。結論から言って、観てよかったーー!!今まで見たどんなドラマよりも面白かったーーーー!!!!!もうね、ベッドシーンとグロと死亡退場(超多数)が大丈夫な創作者の方は観るべしって感じです。これが戦うということ、生きるということ……ッ!!!(涙)ファンタジー戦記としては今世紀最高の仕上がりなのではないでしょうか。良い物語を見ると悔しくなる性格なんですが、もうこんなのすごすぎて越えようとも思わない(笑)それくらい濃く、素晴らしいお話です。ラストは賛否両論(私は肯定派)あるようですが、そこに至るまででも観る価値は十分にあり。
視聴した方はもれなく私と凛々さんと死ぬほど語り合えるので、ぜひお仲間入りを待っております。
<ご案内終了。以下からネタバレを含む感想です。すべて個人の主観であり、まとめサイトなどもまだ回ってないので解釈が間違っているところもあるかもしれませんがご了承ください>
ほんとはシーズンの切れ目で感想をまとめていけたらいいなと思っていたのですけどね……観ちゃいましたよ、最後まで。止められないよこんなの!ww さて感想と言ってもどうやって語ろう……。壮大すぎて私なんぞがまとめれるわけもなく。なので良くも悪くも最近印象的だったシーンやキャラクターたちについて語っていこうかな。思い出した順なので時系列はバラバラです。
*最終話
いきなりかい!って感じですけど、やっぱりここから言わせて。ジョンがデナーリスを殺し、鉄の玉座を放棄する(ドラゴンがやるのは予想してませんでしたが、切なくて良いシーンでしたね。遺体を連れて行くのも…泣)という流れはほぼほぼ予想通りでした。このまま君主制を終了させて共和制へ移行するのかなと思いましたが、まだちょっとその段階ではないようですね。ブランが王になるのは意外でした。んー…まあもう人間を超越しているという意味では欲も無いし、安全なのかな。でも焼石に水というか、彼の統治も長くて数十年と考えると根本的な解決にはなってないんですよね。次のマトモな王様もブランが任命するとか、三つ目の鴉の能力を身につけた者だけが玉座に就けるとかの制約がないと、また悪意ある者が玉座を狙って歴史が繰り返されそう。
でもスターク家の別れ際、そばにいてやれなかったと謝るジョンに「まさに居るべきところに居た」と言ったのは何だかとてもじーんとしました。下半身不髄になったのも壁を越えたのも、そしてジョンが愛する者を手に掛けるという結末もすべて運命として決まっていたものだったから気にするな…と言いたかったのかな。個人的にはブランの人格が戻ってきて、本当の家族としてみんなと抱き合うシーンが見たかったですけどね。
歴史と玉座にさんざん振り回されたスターク家。最後は彼らのそれぞれの出発を描いての終了でしたね。起こったことはもう仕方がなくて、死んでしまったひとはもう戻ってこない。けれど生きているかぎり進み続けるしかない……そういう世界そのものの摂理を体現したかのようなラスト、私は嫌いじゃないです。「ああああ、なんていうんだこの感情オオオオ」って渦を視聴者の胸に巻き起こらせることが製作者の狙いだとしたらまさにお見事です。うおおおおおおん泣
*王都民大虐殺
いやあ、圧巻でしたね……!!!これまでにも『落とし子の戦い』や『長き夜』など、迫力ある大規模な戦闘シーンはありましたが、これはやはりファイナルだけあって飛び抜けてすごかったです。なにがすごいって、もはや戦いでもなんでもないところなんですよ。
そう、虐殺。大虐殺なんです。ヴィランではない側にいたはずのデナーリスが、正義を貫くためのドラゴンを駆って治めるべき民たちと街を焼き払う。胸が痛むを通り越して、もはや視聴者は呆然とするしかなかったのではないでしょうか。これで彼女が大嫌いになったという視聴者も多そうですがこれ原作通りなのかな……?オリジナルだったらすごい展開ですね。私もポカーンとしてしまいました。老若男女かまわず焼き尽くす…ここの流れで賛否両論分かれてしまったのではないかと思います。でも忠誠の見込みがない者を焼き殺すのは、王都制圧後でもできたはず。それをあの場で一挙に行ってしまった要因はやはりデナーリスの私怨(ミッサンディちゃんとドラゴンを殺されたこと)であり、善良な王を目指す者の行動としてはあまりに早計だったのではないかと私は思います。愛が義務を殺し、義務が愛を殺すという言葉はここにも当てはまるのではないかなと。というわけで、私はデナーリスは闇堕ちキャラという最終イメージになってしまいました。王の手の証を放り投げるティリオンかっけえ……。
*わからんところ、モヤっとしたところ
亡者と光の王と顔のない神のくだりもっとkwsk掘り下げたのむwww結局あいつらなんだったのwwwww紅の司祭たちもどんな組織で何を目指していたのかちょっとわかりにくかったですし。でも光堕ち(?)したメリサンドルの最後の加勢はアツかった!
ここからはキャラクター語り。敵も味方もわりとみんな愛せる性格なので大体肯定的です。
<ジョン・スノウ>
一応主人公ということになるのかな。ここまで悩める主人公も珍しいのでは、という混迷&不憫ぶりでしたね。いやなんていうかもう……かわいそう!どうしてもスターク公が愛人を作るとは思えなかったのでおそらく彼の生まれには秘密があり、父母はどこぞの王族だろう(おそらくターガリエンだろうけど、ラニスターだったら面白いのになと思ってました。親族多いし)とは思っていましたがド直球でターガリエンでしたね笑。そうなるとスター◯ォーズの悲劇まっしぐらじゃないかと危惧しましたがやはりそうなってしまいました。しかも自らの手でというのがまた辛い……。彼は残りの人生、北の地で何を思って生きていくのでしょうね。甘いフェイスがあるのでまた野人女が寄ってきそうではあるけれど、もう女はこりごりだと遠慮しておきそう。
<デナーリス>
ううーん、一番応援したかったキャラなだけに闇堕ちエンドは残念!奴隷を次々に解放しつつ雪だるま形式に勢力を拡大していく覇道パートは見ていて大変爽快でしたが、やっぱり世界の王となるとまた時元の違う話なのでしょうね。結局彼女は父である狂王を超える残虐行為をしてしまった――となると彼女で表現したかったのは「蛙の子は蛙」だとか、「血は争えない」というどうしようもなく虚しい事実になってしまう。そうじゃなくてやはり「生まれはどうであれ、運命は自分で切り開くことができる」という連鎖の破壊(=デナーリスが正しい王になる)を見せてほしかったなと思うファンです。天国(地獄)でも玉座狙いにいきそう。
<ジョラー>
ハウンドと並ぶ最推し。この二人甲乙決められない!笑 イケおじ騎士ってだけでしんどいのに、報われない恋心と忠誠心を抱き続けるのとかもう好きでしんどいーー!!(褒めてる)あんまり言葉が上手くなくて、大事なところで女王に自分の意志を伝えられないの愛しい…( ; ; )不器用なメンズ大好きです。そしてその行動のすべてが女王のため。病気になろうが奴隷剣闘士になろうが必ず帰ってくるの……ノッッオオオオオ(T . T)←いろいろ思い出してる。そういやグレイスケールのこともよくわかんなかったな…推しの思わぬ竜人化(違)が見れて痛そうだけど素敵と思った鬼畜は私です。死なないならあの病持ちでもええやん…(外道)でもせっかくそんな死線から生きて戻ったというのに(戻った時のうれしそうな顔とか、結構冗談言えるようになってる変化死ぬほどすこ)、やはり最後は彼女のために散っていきましたね……。ある意味彼女の最期を見ることがなくてよかったのかも。でもたぶん彼がいたら、カリーシは王都の民を虐殺することはなかったと思う。ジョラーは女王の良心みたいなものだったから。
<ハウンド>
最推しのひとり。アリアたんとペアにしていいなら最強の推しとなる。なんなのこのデカくて愛おしいおっさん…!!ほんとにGOTはおっさんが輝きすぎてて困る。見た目や強さのせいでどこに行っても腫れ物扱いのくせに心根は優しくて、認めた人の面倒はとことん見るっていう…おっきい犬じゃん^^^^ 小さなアリアたんを各地に配達している時も、切ない別れ方も、さらにそこからの再会でついにお互いをパートナー(っていう感じじゃないんだよなあ…バディというのか、腐れ縁というのか)だと認めた時も、一分一秒が最高すぎて困るwww 愛だとか恋だとか情だとか、そういう普遍的なものでない絆がふたりにはあるよね。そして死地と化した王都での最後のシーンがまた…「サンダー……ありがとう」!!!!!ア゛ーーーッッッ(T ^ T)一番泣いたかもしれんここ……。でもだからこそ、その後の戦いでハウンドが背後を気にせずモンスター兄貴と戦えたんだよね。もう何も悔いはなくて、守らなければ旅もできなかった女の子はもういなくて、だからこそ逃げなかった。崩落する王都に兄貴を殺させることもできただろうけど、自分で自分を超えるために決着をつけに行った。ううん、漢……っ!!
<アリア>
そんな推しバディのひとりアリアたんですが、単体で見るとなかなか難しい所感のキャラなんですよね。というかもう生き方が一人だけ鮮烈すぎてすごい。どうしてアサシンコースに行ったん??笑 彼女、下手したらジョンよりも主人公コース進んでますよね。人質だったが命からがら逃走、男装しながらギリギリで生きぬく、謎のジェダイ(言うな)たちに入門し修行、まさかの亡者総大将討ち取り(これはジョンにやらしたげてよって思ったw)etc……。実はアリアが狂いはじめたデナーリスを討ち取るのでは?という予想も密かにしていたのですが、それだと活躍しすぎなのでそうならなくてよかった。たぶん作者に一番愛されているのだろうなというキャラ。鍛冶屋の彼との身体関係はいらなかった(お父さんのきもち)。最後は冒険者になってしまうというやんちゃぶり。好きに生きるんだぞ。
<シオン>
なんだこのイキがってる人質息子…と思ってたら暴走が始まり、あれよあれよという間にとんでもない地獄コースに突き落とされたメンズ。ウィンターフェルにはもうどうやっても顔向けできないことをしたけど、それ相応の罰はラムジーちゃんの仕打ちによって受けたのではないかなと思う。というかもう許してやってwwwってなりました。拷問によって調教されるとか普通なら好きなパターン(おい)なんですけど、さすがにこれはちょっとかわいそうでした……。誇りを取り返すのにこれだけ時間かかったのも納得です。実家に帰ったら帰ったで、姉のヤーラにぼっこぼこにされたりするのもまたwでも勇気を出してサンサを逃したり、最後の最後にはブランを守って見事に散りましたね。鉄の民ではなくスターク家の一員として立ち向かったのが感動でした。
<ティリオン>
大袈裟でなく、彼こそが世界の良心。間違いなく作中一番の立役者だと思う。彼が身の危険を顧みず太后時代のサーセイやジョフリー王、暴走しがちなデナーリスに意見を述べていなければシーズン2か3くらいで世界滅んでたと思う。貴族でありながら最後まで民衆のために戦おうとしたのはお見事。そもそも周りから愛されず望まれず、愛する人にまで裏切られ(切なかった…)、親殺しの汚名を背負っても政治の世界に必要とされ…とあまりにも働きに対して報酬がすくなすぎる人生でしたね。なんやかんやとヴァリス公と友情が芽生えるのすこ笑。もしダニーに彼が処刑されていたら作品に対する評価はゼロになってしまうほど人気のキャラクターじゃないかと思う。自分の過ちをすぐに認められること、そして弱者を見捨てない優しさが彼の武器だと思う。素敵な嫁さんをもらってくれ。
<サーセイ>
これ言うとエエーッてなるかもしれないんですけど私、彼女こと嫌いじゃないんですよね。それはひとえに同じ女性であり、母親であるから。サーセイはヴィランの総大将として描かれる重要キャラですが、同時にもっとも人間らしいなと感じる人物でもあります。家を守る意志が固いのがラニスター家ですが、その中でもサーセイはなんというか、良くも悪くも愛が強いんですよね。双子であるジェイミーに向ける愛、理不尽ながらも尊敬が混じった父への愛、次々に政治の犠牲となっていく子供たち(ジョフリーも含め、3人の子供たちは作中最もかわいそうな役だったなと思っています。特にトメン…)への愛……。その愛がそのまま憎しみに転じた先にいるのがティリオンです。でも最後やっぱたまらないんですよね。圧倒的なドラゴンの虐殺による大敗。崩れゆく城にひとり取り残されて(メイスターの死に方雑すぎw)いた時に、追放したはずのジェイミーが戻ってきた時の顔。死にたくないと言った顔。抱き合ったまま瓦礫に埋もれたふたりを見つけた時はティリオンと一緒に泣いてしまいました。何でなんでしょうね、あんなに酷いことばかりしてきた女なのに……。たぶんそれは、全部愛のためだとわかっているから。今度は普通の家庭の普通の女に生まれて、思う存分家族と末長く暮らしてほしい人物ナンバーワンです。
<ジェイミー>
合わせて双子の片割れも語っておきましょう。当然ながら推しメンです。割とジョンと役割がかぶるというか、こちらも不遇なイケメンですよね笑。ブライエニーに連行されつつだんだんバディになり、男女の中にまで発展していく(個人的には恋愛パートなくてもよかったかな…。男女の友情として成立しても美味しかった)という光堕ちキャラでありながら、やはり最後まで姉であり愛人であるサーセイを見捨てなかったところが最の高です。世界中の全員が彼女のことを諦めても、ジェイミーだけはきてくれると思ってた…!(泣)双子はえてして一緒に散るというのが昔からのセオリーですが、今作も例外ではなかったですね。私、自作の敵キャラで双子の姉弟を考えてたんですけどもう彼らでお腹いっぱいになってしまった感ある(笑)。剣の腕も立ち、顔もよくユーモアも言えて、なおかつ気高い心も持っている――かと思えば、双子のためなら世界さえをも捨てられる。いつどちらへ正義の天秤が傾くかわからない、エキサイティングなキャラなのが魅力でしたね。ティリオンとの兄弟の絆は最後号泣してしまいました。兄さん……!!!ほんとこの双子、別世界で幸せになってほしいんや……。
<ブライエニー>
イケメン部門堂々のナンバーワン。女だとか関係ない!笑 今まで見た女キャラの中でも最強なのでは??レンリー王について最初に出てきた時はこんなに輝く重要キャラだとは思ってなかったがゆえに、どんどん活躍をみせていくのが嬉しかったです。ポドリックを従えてからは本当に魅力的な人物になりましたね。つーかポッドもイケメンすぎるんだよ、記憶力も歌もアッチのほう()もすごいって有能すぎんだろ。ひとりください。亡きキャトリンと交わした約束をずっと果たし続けるブライエニーは騎士たる騎士ですよね。ジェイミーに叙任されて本当の騎士になるシーン泣けた。ジェイミーは帰ってこなかったけれど、彼の名誉を書物に記してあげるラストシーンは切なくて好き。トアマンドじゃだめなのかしら…(真剣)
<サンサ>
最後の2話くらいまで実はあまり好きになれなかったキャラクター。十分に不幸で不遇なのはわかってるんだけど、やっぱり笑顔とユーモアが少なすぎるというか、愛嬌がなさすぎなんですよね笑。けれどさんざん暗躍してきたベイリッシュ公を処刑したときは素晴らしいざまあwwwを見せてもらいましたし、女君主として北を守り抜く姿は見事としか言いようのないものでした。ティリオンとの不思議な愛情&共闘関係も良いですし、生意気な妹との再会もいい。家族と同郷人を深く愛し、その他の世界は二の次というもっとも北部人らしいキャラクターかなと思います。カゴの中で散々弄ばれていた小鳥が飛び立ち、鷹になって帰ってきたようなイメージ。つよつよ。デナーリスとはまた違う美しさを持った女性だなと思います。
<ダヴォス>
めっちゃ好き。死なないでよかったあと心から嬉しかったキャラ。この人もなんやかんやと振り回されて超大変な人生でしたけど、仕える時は常に主人に嘘はつかない物言いをするのが大好き。文字読めなくて密輸人ができるのかとは思いますが、それゆえの王女(処刑シーン一生忘れんぞ…)との交流など、描き方がうまいなあと唸らされました。いつでもどこでもジョンにくっついてくるのすこ。忠実な老犬って感じ。
<メリサンドル>
結局どんな経緯でそんな魔女になったのか、そして何がしたかったのか善悪の判断がしにくいキャラクター。神からの啓示に盲目的に従って生きてきたけど、シリーン王女を処刑したことをダヴォスに糾弾された時に人間としての心を取り返したのかなと個人的には解釈しています。だから最後は不老の首飾り(守護?かなあ…毒飲んでも死ななかったシーンで赤く光っていたので)を外し、老いた人間として死んだのではないか、なんて思っています。やたらめったらエッチなシーンが多かった美女ですが、彼女も貧さを体験して世界を平和へ導きたかったひとりななのだと思うと切ない。あと呪文かっけえ(厨二)
<ベリック>
6回生き返った人。めちゃくちゃ好きなんですがあんまり絡みなく死んでしまったの残念……。ハウンドおじさんとめずらしく友情を築いたキャラ。もう生き返れないと知りながらおじさんとアリアたんをかばってくれたのかっこよかった…!泣 あと神の炎を宿した剣をただの軽率に松明にするところ好き。
<ベイリッシュ公>
死んでろ(強火)。この人も愛のために動いてたのかもしれませんが、ちょっと色々気持ち悪いというかなんというか…笑。キャラクターとしては好きだったけどあの退場が最高だったので満点。処刑時の「サンサぁ〜、お願いです(泣)」と膝をつくシーンは私が日常的にモノマネしているほどお気に入り。
<ヴァリス公>
最後は玉座を狙ってすべての陣営を大裏切りするのでは?と思っていましたが割とちゃんと良い人で面食らったキャラ。彼の過去ももっと詳しくほしかったですね。ユーモアもありながら暗躍もできる知性ナンバーワン枠。あの処刑退場はいらなかったのではと思う反面、ティリオンとの友情が際立ったのであれでよかったのかもしれないなんて思ってます。ちなみに私がもっともよくモノマネするキャラ。←
<グレイワームとミッサンディ>
お幸せになってほしかったカップルナンバーワン。悲しすぎて思い出さないようにしていたのでこんなところに書くことになってしまったけど、もちろんふたりとも大好きです……。二人とも元奴隷、じりじり愛を深めながらようやくくっついたっていうのにあのラストよ!作者は鬼か。ミッサンディを理解することによって人間の心を理解し、彼女を失うことによって再び人間の心を完全に放棄したグレイワームがマジで不憫すぎてすこ(え?)。ナース島へいくのか……。アンサリード全員を含め、静かにのんびり暮らしてほしいですね。
他にも魅力的なキャラはたくさんですが手が疲れてきたのでこのあたりで……。いやあ、本当に壮大で厳しくて美しくて理不尽で、筆舌に尽くし難い物語とはまさにこのこと。気合の入った衣装や小道具、迫真の演技のキャスト陣、かっこいいドラゴンとドラマとは???みたいな常識をパリィしていくすごい作品でした。
勧めてくださった凛々さん(ここまで読んでくださるだろうかw)、ほんとうにありがとうございました。これから存分に語れるー!!笑